作者の部屋・・

バイクの魅力や将来の夢など

 ■ バイクに乗り出したきっかけ  

 そもそもオイラは子供の頃から車の渋滞が大嫌いだった車の渋滞だったらまだ首都圏の満員電車のラッシュアワーのほうがずっとましだ!満員電車は確かにぎゅうぎゅうづめだが、その間目的地に向かって移動していていて時間の無駄がそれほどない。ところが車の渋滞は違う。目的地にいつごろ着くかも読めずに延々と行列しなくてはならない。渋滞の先頭ってどうなってるんだろう?先頭に行ったらどんな言葉でどやしつけてやろうか・・って思ったことありませんか? オイラがバイクの免許を取ろうと思ったきっかけは、社会人になる前の23歳の学生の頃、これから社会人になったら土日しか遊びに行けない、車で遊びに行っても土日はみんな出かけるから渋滞にはまるだろう。これからは渋滞でもす○抜けができるバイクで遊びに行こう!と思い、小学校からの付き合いの友人カータン氏に利根川の土手の野原でバイクの運転の仕方を教えてもらい、教習所に行きだしたのだ。そして友人カータン氏とオイラと同じ小学校時代からの友人であるアンザイ氏の勤める寿司屋の社長殿からオフロードバイク=HONDA XL250Rをもらったのがオイラのバイクライフの始まりだ。1990年4月のことだった。その後、友人カータン氏からの誘いで、HIDEさん主催の林道ツーリングクラブ=”RIDER`S CLUB I LOVE 遊”に入り、色んなところに連れてってもらいツーリングの楽しさを教えてられて現在に至る。

 ■ バイク旅の魅力  

 まず初めに、オイラはバイクでツーリング=旅をすることが好きなのである。レーサーでもないからレースが好きなわけでなし、バイクいじりなどのメンテが好きなわけじゃない。そのバイク旅の魅力はまず一番に、旅先での自然を肌でじかに感じられるということがあげられるだろう。雨が降ればぬれてしまい冬は寒くて夏は暑いが、林道に入った時の木々の何ともいえない涼しい香りや、田んぼや畑を通った時の香り、ふつうの空気の中にむわっとした生あったかい風のかたまりを感じた時、景色のいい風景を走りながらダイレクトに見て肌で感じた時なんかたまんない・・・あーこんな文章表現しか出来ない自分がくやしい。言葉ではうまく表現できないけどとにかく最高なのだ。いい景色を見た時なんかは「あーこれだからバイクはやめられないや」って思う。

 バイクツーリングをし始めた頃、関東甲信越をツーリングしてると車では味わえない旅の楽しさがあった。いい道、いい風景を車とは違い直接肌で感じられる。それに車とは違うバイクの機動性の良さ。スピード感もあるし渋滞はす○抜け出来るしあちこち縦横無尽に旅出来る。いい風景の場所があれば車より気軽に停められる。すっかりバイクで旅することのとりこになり、さらなる好奇心で北海道や北東北にも足を伸ばせばそこには期待を裏切らない、いや期待以上の風景や出来事が待っていた。バイクに乗りながら「うぉーー!この風景たまんねぇぜー!」こんなつぶやきを何回したことか。どこかに行くたびに新たな感動がある。たとえ以前行ったことのある場所でも季節や時間帯が前と違うと別の景色が見れる。同じ景色などないのだ。オイラはバイク旅の魅力の火を見てしまった。だからもうよほどのことが無ければバイク旅をやめることはできないだろう。これからもさらなる好奇心で旅の感動を求めてバイク旅に出続けるだろう。

 二番目としては小さくて機動性がいいこと。景色のよいところで気軽に止められるし、観光地などの駐車場でも車がいっぱい並んでる横をスイスイっと通って一番近い駐車場のほんの少しのスペースにバイクを置いて車のように待たずにさっさとそこに行けるし、渋滞でも車と一緒に行列せずに、す○抜けができること。なんか車の人より得した気分!って感じで、バイクは渋滞のキライなおいらにとってまさにぴったりの乗り物なのである。

 つまりまとめて言えばバイクがあれば旅がもっとおもしろくなる!ということだ。バイクほど『旅』を感じさせてくれて、『旅』に適した乗り物は他に無いとオイラは思っている。正直北海道などを車やバスで観光している人たちを見ると「車なんかで旅しちゃってもったいない・・こんなにおもしろい旅の仕方があるのに・・」とかわいそうに思ってしまうくらいだ。まぁもちろんそんなのその人たちから言わせれば大きなお世話なんだけど・・・

 ・・・と、今までバイク旅の魅力を色々述べてきた。しかしそれぞれどれもはずれてはいないが何か言葉が足りないような気がする・・・結局のところうまく語れない・・・言葉ですべて言い表わせるものではない・・・うまく語れないからそれらをこの五感で感じに行くためにこれからもバイクで旅に出る!

 バイクに乗っていない人にすべて伝えきるのはきっと難しいし、出来ないだろう。しかし同じようにバイクに乗って旅をしている人たちならこの言葉では語り切れないバイク旅の魅力をわかってくれると思う。そういう人たちとその魅力を共有、共感出来きたときはうれしいものだ。

  林道ツーリングの魅力 ■ 

 オイラは林道ツーリングが好きである。なぜかというと、オンロードで志賀草津道路とか通ったり観光地に行くのも悪くはなく、むしろ良いんだけど、所詮は車がメインでいっぱい通ってる道路。人がいっぱいいる。林道だと入ってくる人が少なく人々の喧騒から逃れらてより深く自然に入っていってるような感じがしていい!
 それにアスファルトの上を走るのと、舗装されてないダート=林道を走るのとでは空気の爽やかさが全然違う。これは何も志賀草津道路とかと比べた話じゃなく、林道ではたまに途中途中で舗装道路区間がしばらく続いてまた林道になる場合がある。その場合、舗装区間と林道は同じような木々の間を通るわけだが舗装のときはアスファルトの太陽の照り返しみたいのを感じてそんなに爽やかでないのが、林道区間に入ると木々の爽やかな香りを感じるのである。
 あと、登山の方が林道ツーリングよりも自然の懐により深く入って行けるが体力も使うし危険が伴う。林道ツーリングならバイクに乗りながらなので楽ちんで、登山ほど自然の深い懐には入って行けないが、ある程度お気楽に自然を楽しめるというメリットがある。(それでもいつかは登山をやってみたいと思ってはいるが)
 このように人が一般道ほどそんなに入って来ず喧騒から逃れられて、さわやかな木々の間を縫って木々のマイナスイオンを吸ってリフレッシュできて、山の中なので時には開けたいい景色を見ることが出来て自然をお気軽に味わえるのがいいのである。特に林道途中で景色の開けたところでみんなで食べるコンビニの弁当はどんなレストランで食べるのよりもうまい!
林道ツーリングは最高である。しかし最近は廃道になったり、伊豆半島のように木や植物の盗伐があるために林道に入れなくなるケースが多い。非常に残念である。

 ■ その他のツーリングの楽しみ。温泉、キャンプ、その他について  

 オイラのバイク旅の楽しみは、上記の走りながらの風景、林道の他に、温泉、キャンプがある。
温泉の中でも野趣満点な自然を生かした露天風呂が一番好きだ。バイクで縦横無尽にあちこち走りながらこういう温泉を見つけて入るのが最高にいい!。もちろんひなびた渋い温泉宿も好きだ。温泉に入ると不思議と心もからだもリフレッシュされる。寒いときなどは、家のお風呂なんか比べ物にならないくらいに不思議とあったまる。それに湯につかってる人たちとの会話もいい。ときには耳寄りな情報を聞けたりする。日本全国には行きたい温泉がまだまだたくさんあるのでバイクで旅をしながら色々な温泉に入りに行きたい。
 キャンプもバイク旅の醍醐味である。自炊してテントを張って寝るのもより自然を感じられるような気がして好きだ。バイクにテント積んで走って、テン場でテント張って自炊して寝てまた走っての生活してると、「なんかオレってさすらいのバイクマン・・旅人だぜ・・」なんてちょっと自己陶酔になっちゃったりして・・(^^ゞ 特に北海道のキャンプ場はこの「温泉」と「キャンプ場」がセットになってるとこが多い。まさにライダーの聖地である。

 オイラはバイク旅ではあまり『食』には重点を置いてないですね。もちろんうまい飯は好きなんだけど・・・あえてその地方のうまい飯を求めて立ち寄るというとこまでしてないです。もちろん時間があれば寄るが、いい風景やいい温泉に出会うために食を犠牲にすることの方が多い。例えば今日はあそこまで行っておきたいから、ゆっくり飯を食わずに先を急いだり、キャンプ場では凝った飯作りなどはせずかなり適当に飯を作って食べてひもじいという感じです・・・みかんとかバナナとかきゅうりとかトマトとか、調理をしなくても食えるもの中心で、妹ワカコと北海道をバイクで旅して周ったときは「そんなもんばっか食べてゴリラみたい」と言われました。その時は7泊して、初めはオイラが飯を作ってたんだけど、4日目あたりから「そんなもんばっか食わされてたまらん!あたしが作る!」と言われてその後はワカコが充実した調理をしてくれたことがあります。


 このようにオイラはバイク旅では『風景』、『林道』、『温泉』、『キャンプ』を主な楽しみにしている。
あとは人との出会いや、そして何よりも、その時は冷や汗で青ざめていても後になればいい思い出のちょっとしたハプニングとか、今思い出しても笑っちゃうようなおもしろい出来事とか、友達との語らいとか、いい風景を見たりだとかいい温泉に入ったりなどのいろいろな思い出・・・そういう数々の楽しい思い出が出来るからなおさらバイク旅はやめられない。これからもたくさんの楽しい思い出を作るためにバイクで旅に出続けるのだ!

 

  将来のささやかな夢 ■ 

 将来のささやかな夢としては、いつかみかといっしょにバイクで日本一周をしてみたいということである。日本の色んなところに行ってみたい。一度行ったところでも景色が良いところだったりしたらまた行きたいし、春の風景や秋の風景も見てみたいと思う。だから旅は一度その場所に行ったからといって終わりではない。いい場所は何回でも行ってみたいです。年を取ってバイクに乗れなくなったら車であちこち出かけたいっす。そうやっておいらの旅は永遠に体力の続く限り続くのだ!生涯旅人!いつか日本一周したらその軌跡をモバイルパソコンを持って旅をしながらリアルタイムでホームページで公開したいと思ってます。(たぶん60を越えた頃でないと無理でしょう。今、背負ってるものを置いてはさすがに出かけられないです) とにかくまだまだこれからたくさんの楽しい思い出を作って人生を楽しんでいくのだ!!!

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