■中部 岐阜
<岐阜 観光地>
■乗鞍岳ハイキング
平湯野営場を朝4時過ぎに出発して、乗鞍スカイラインを通って畳平でトレイ休憩などで一休みした後はいよいよ乗鞍岳ハイキングだ。しかし残念なことにすでに山全体がガスで覆われていた。でもせっかく来たんだから登ってみようということで登り始めた。朝5時半過ぎにハイキング開始。ガスで展望ゼロの中登り始めたが、登ってみると砂礫と岩場が多くて歩きにくい。畳平から約1時間半ほどでお気楽ハイキングのつもりだったが大きな間違いだった。みかと茶臼岳(栃木)にロープウェイ終点から登ったときはけっこう登りやすかったし、晴れててポカポカ陽気で風も無くほんとにお気楽登山だった。なんたってこの時みかは妊娠5ヶ月でお腹に嶺くんがいる状態で登れたくらいだ。しかしこの乗鞍岳ではそんな状態で登るのはまず不可能だろう。転びやすいし危険だ。この日はガスだったがたとえ晴れててポカポカ陽気でもお腹に子供がいる状態で登るのは危ない。要はそれだけオイラ達運動不足の素人にとっては歩きにくい山登りということだ。富士山にちょっとだけ似ているかもしれない。オイラ達が登っている途中すれ違った山頂から下ってきたおばさんに話を聞くと、御来光の時間に山頂にいたが、雨と爆風で体ごと吹き飛ばされんばかりだったとのこと。山登りをするときは「この辺はガスってても登るにつれて雲海を抜けて山頂はもしかしたら晴れているかもしれない、またはオイラ達が山頂に着いたときにガスが取れるかもしれない」と思いながら登ってるものだろう。その期待は見事に打ち砕かれた。御来光の時は乗鞍スカイラインの畳平は晴れていたのに・・・山の天気はわからないものだ。途中まとまった休憩は一度も取らなかったが苦しくなったら20〜30秒くらい休んではまた登ってを繰り返し、やっとこさ山頂の剣が峰3026mに午前7時ちょっと前に到着。1時間半弱だから標準タイムか?山頂はやはりガスで展望ゼロ。それだけでなく爆風だった。雨は無かったが・・・。 聞いた話だと晴れていれば素晴らしい大展望を望めるとのこと。実際山頂手前の小屋の窓ガラスに貼ってあった絵葉書を見たらかなりいい景色で、なんだ、ホントはこんなすごい景色が見えるのかー!畳平も山頂から見えるとは知らなかった!今はガスで何も見えないじゃんか!・・・・しばらく山頂で写真を撮ったりして休んでから下山。登りはきつかったので下りは楽かと思いきや下りは下りで大変だった。気をつけないとあれれれれーと止まらなくなってしまうし、太ももが疲れてパンパンになっている。それにオイラは靴底にブロックの少ないスニーカーを履いてたので下りで滑って何回か尻餅をついてしまった。ちなみにみかは靴底にブロックがあるやつだったからかそれとも歩き方がうまかったからかは定かではないが一度もこけなかった。下山していると登ってくる人たちが結構来た。オイラ達が登るときはそんなにいなかったのに。途中すれ違う人に聞かれたのはやはり山頂の天気のことだ。聞かれるたびに、7時ごろ山頂にいたけどガスと爆風で展望ゼロでしたねーと何回か答えたのだった。帰りはお花畑コースを通って畳平に帰る。午前8時15分くらいだった。山頂は残念ながらガスで展望は無かったけどそれなりにハイキングを楽しめたし、それもまた良し、って感じでした。でもいつか晴れてるときに来てみたい!しかし山頂で晴れるというのはめったに無いことなんだろうな。 下山後はしばらく休憩してから乗鞍エコーラインを下って白骨温泉に向かったのだった。エコーラインの登りはかなり大渋滞してました。おまけに霧雨。やはり朝早く起きて正解だったのかもしれない。 |
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←左写真 `02年8月 乗鞍乗鞍岳ハイキング途中にてオイラとみか。このようにガスで展望ゼロの中をさまよい続けた。すれ違った山頂から下ってきたおばさんに話を聞くと、御来光の時間に山頂にいたが、雨と爆風で体ごと吹き飛ばされんばかりだったとのこと。乗鞍スカイラインの畳平は晴れていたのに・・・ちなみにオイラ達が登るときは雨は降ってなかった。 | |
→右写真`02年8月 ガスで上が見えないので、やったー!山頂だー!と思って近づくと、「蚕玉岳2980m」とのこと。乗鞍岳山頂の剣が峰は3026m。うげー!あと46mもあるー!と思いがっくり。 2人とも霧で髪の毛がぬれた。 | |
←左写真 `02年8月 やっとこさ乗鞍岳山頂の剣が峰3026mに到着。小屋の中に立ってるのはみか。爆風だった。ちなみにこの小屋はお賽銭を入れてお参りできる。中を見るとなんと、人が横に座っていたので驚いた。山男らしき風貌だったので、山頂で一般登山者が何か事故があった時に登場する非常用人物か?? | |
→右写真 `02年8月 乗鞍岳山頂 剣が峰3026mの立て札にて2人で記念撮影。残念ながらこのようにガスで展望ゼロ。ガスだけでなく爆風もすごくて普通に三脚を立てたら即カメラごと吹っ飛ぶ状況だ。そのため2つ上の写真にあるように、三脚を小屋の中に立てて撮影した。 | |
←左写真`02年8月 乗鞍岳山頂 剣が峰3026mにてみか。上写真の小屋の反対側から。 | |
→右写真 `02年8月 乗鞍岳山頂から下りでみか。このように砂礫と岩場が多く、運動不足のオイラ達素人にとっては大変だ。おいらは靴底にブロックの無い芝生トレーニング用スニーカーを履いていたもんだから何回か滑って尻餅をついた。 | |
←左写真`02年8月 上写真で見える小屋から乗鞍岳山頂 剣が峰をバックに撮影。上のほうにほんのかすかに乗鞍岳山頂の剣が峰が見えるのだが・・・ほんの一瞬だけかすかに空が明るくなる。このくらいで喜んでいる有様だった。もしここまで降りてガスが取れたら絶対にまた登りに行きますよね、と通りすがりのおじさんおばさんと話したものだ。 | |
→右写真 `02年8月 下りにてみか。後ろはお花畑なのだがガスで展望無し。それにしても空がほんの少し明るくなるだけで気温が暖かく感じ、また曇ってガスがかかると涼しく感じ、太陽のありがたみがわたったのだった。 | |
←左写真 `02年8月 お花畑を撮影。晴れていればきれいに見えたのだろうか? | |
→右写真`02年8月 名前は知らないけど高山植物?をもう一枚撮影。 |
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