◆ 第1回 八重山諸島ツーリング ◆ 

2003年1月31日(金)〜2月2日(日)
 長男 嶺くんとオイラの
石垣島、竹富島キャンプツーリング男2人旅
 サブタイトル : 初めての親子ツーリング、旅人達の集う島へ

2日目2月1日土曜-5 伊野田キャンプ場(見物のみ)→石垣港

伊野田キャンプ場の位置<誰もいない伊野田キャンプ場見物>

 玉取崎展望台を出てからは390号沿いにある伊野田キャンプ場を見物することにした。オイラの中で「米原キャンプ場が冬季閉鎖になって旅人達はどこに行ったのだろう?米原に誰もいないのなら伊野田キャンプ場かなぁー?伊野田は一年中やってるからなぁ、宿泊してる旅人達を見てみたいなぁー」という思いがあったし、石垣港に行く通り道にあるので寄ってみることにしたのだ。看板を見つけバイクで入っていく。ふむふむ、ここも海がすぐ近くか・・・なかなかいい。おっ、ハブ注意の看板がある・・・今はいないだろうけどこぇーなぁー。そして・・・なんと、だぁーれもいない・・・米原と違いここは冬季もやってるはずで確かに管理棟には事務員らしき人はいるのだが宿泊者はものの見事に誰もいない・・・。仕方ないのでサイトを見て回る。オートキャンプサイトにはなんとコンセントを差し込めるボックスがあった。そして米原と同じような亜熱帯系の曲がりくねったタコ足の木々のサイトで芝生だった。ここにも米原と同じようにフィールドアスレチックっぽい遊戯具があった。伊野田も米原も市営のキャンプ場だからか似たような感じになってるのかな。それにしても米原にも伊野田にもココスビレッジにもいないとなると冬の間旅人達はどこに行ってるのだろう?てっきり伊野田にいると思っていたのに・・・まさかココスビレッジにいる3人だけじゃあるまいし・・・(この疑問はこの日夜、ココスビレッジで謎が解けることとなる)・・・伊野田キャンプ場を後にして、次は石垣港に向かった。竹富島に行くためだ。
伊野田キャンプ場
←左写真 玉取崎展望台の次は伊野田キャンプ場を見物する。キャンプ場の前の海岸。
伊野田キャンプ場
←左写真 伊野田キャンプ場のオートキャンプサイト。
伊野田キャンプ場
←左写真 オートキャンプサイトにはこのようにコンセントをつなげるボックスがある。
伊野田キャンプ場
←左写真 伊野田キャンプ場のサイト。
伊野田キャンプ場
←左写真 同じく伊野田キャンプ場のサイト。写真左には滑り台などの遊戯具がある。誰もキャンプをしていない。米原も閉鎖でここにも誰もいない。旅人達はいったいどこに行ったのだろう?(この謎は後でとけることに・・)

石垣港、竹富島の位置 <北海道に似ている風景?>

 伊野田キャンプ場を出て石垣港に行くために390号を走る。相変わらず信号は無い。それに畑や牛を飼っている牛舎がいくつもあってほんとにのどかな風景の中を走っている。道はまっすぐストレートではないが、信号もなく北海道に似ている風景だと思った。走っていると畑の堆肥のくさいにおいがしてきた。すると嶺くん「なんかくさいね」と言う。これは畑に牛や馬のうんちを撒いているんだ。そうするといい野菜が育つのだと説明。 バイクに乗ってると暖かい空気、木々や雨のの香りなどいろいろ直接感じられるのがいいところだ。オイラにしてみたら堆肥のにおいもそれはそれで決して悪いもんではない。嶺くんも今堆肥のにおいをじかに感じてくれてなぜかちょっとうれしい気がした。

<昼飯はコンビニの駐車場で>

 もう午後1時半近くになるのだが昼飯がまだだった。オイラはツーリングではいろいろなところを回りたいために食を犠牲にすることがある。このときもそうだった。ココスビレッジの人から「平久保崎に行くのなら明石食堂がおいしくていい」と言われていたがカットしてしまった。もし明石食堂に寄ってたら、ちょうど午後1時前に入れたのだが少しでも先に進みたかったからだ。 走っているとコンビニホットスパーがあったので午後1時半くらいに寄る。昼飯を買ってコンビニの建物の脇の駐車場で食べることにした。昼飯をなるべく早く終わらせるためにオイラがごくたまに使う手だ。しかし嶺くんが小学校や中学、高校生になって通学途中のコンビニでこんな事するようになったらまずいな、と思いつつ弁当を2人でパクついた。子供は親の背中を見て育つ。一緒のときはこんな事もうやめようと思った。オイラだって地元ではもちろんこんな事はしない。ツーリングの旅先だけで、今まで通算4回くらいなのではないだろうか?

<島の外周道路は信号なし>

 昼飯を食べ終わり出発する。石垣港まであと数キロの看板が出てくる。このへんに来るとようやく信号がぽつぽつあるようになる。嶺くんもバイクに乗りながら「やっと信号があったね」と言った。それにしても昨日空港からココスビレッジ、そして今日ココスビレッジから平久保崎を通ってこの辺までと石垣島の外周をほぼ通ってきたわけだが石垣港近辺以外は信号が無いということに気がついた。聞いた話だが、西表島にも信号は一つしかないらしい。しかもその一つも何のためにあるかというと、子供が信号を見ずに育って他県に行くと良くないとのことで子供達に信号を教える教育上のためにつけただけらしい。

<石垣港到着、うん?向こうに見えるのは雨雲か?>

 これまでは畑や牛舎などののどかな風景ばかりだったが、石垣港が近づいてくるとさすがに建物も多くなってきて普通の街という感じになってきた。信号も普通にある。石垣港に行くのに地図を見ずに看板の表示のみに頼って来たが、最後の表示のあとが港がなかなか見つからない。いったいどこなんだろう?と思いながら行ったり来たりうろうろする。ふと見ると雨雲が見える。あれはもしかして雨雲か・・・あんなに晴れてて天気がよかったのに・・・まさか降るのかなぁー・・・と思いつつ行ったり来たり。どうしてもわからないので近くの人に聞いて何とか石垣港に着くことが出来た。それにしても最後非常にわかりにくい。最後の看板を後にして、肝心の曲がり口のところには何の表示も無い。それに曲がるところは大きな道じゃなくてホテルの脇を行く細い道。ホテルの建物があって船がいっぱいとまっている桟橋、港の景色が見えないものだから余計わかりにくい。この日の夜ココスビレッジに帰ってこの話をしたら旅人達も確かにあそこはわかりにくい、と言っていた。何とか到着して乗船券売り場で竹富島行きの往復券を買うがなんとちょうど午後2時半発のフェリーが出てったばかりだった。次の出発は午後3時ちょうど発。仕方が無いので待つ事にして、ようやく3時近くになったと思ったらなんと無常の雨がパラパラ降ってきたのだった。バイクは乗船不可なので石垣港にバイクを置いて竹富島行きフェリーあんえい8号に乗り込んだ。
コンビニで昼飯
←左写真 コンビニの脇で昼飯を食べる。嶺くん、日常では決してやってはいけないぞ。旅先に限る?
石垣港
←左写真 石垣港に到着。ここが八重山諸島への玄関口だ。さっきまでの天晴れがウソのような曇り空に。
石垣港
←左写真 竹富島に行く午後3時ちょうど発のフェリーあんえい8号の前で嶺くん。なんと雨が降ってきた。このようなフェリーなので当然バイクは乗船できず、港にバイクを置いて行くことに。

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