◆ 第1回 八重山諸島ツーリング ◆ 

2003年1月31日(金)〜2月2日(日)
 長男 嶺くんとオイラの
石垣島、竹富島キャンプツーリング男2人旅
 サブタイトル : 初めての親子ツーリング、旅人達の集う島へ

1日目1月31日金曜-2石垣空港,米原キャンプ場,ココスビレッジ

石垣空港とレンタルバイク屋の位置<レンタルバイク屋出発>

 石垣空港からレンタルバイク屋オートランドに向かう送迎車の中で「今日は天気が良くないって聞いたけど天気がいいですね」と訪ねると「あぁ、こっちの天気予報はよくはずれるんですよ、降るって言って降らなかったり、その逆もよくありますよ。今日ははずれですね」との事。よし、いい方向にはずれてよかったよかった・・・。オートランドでHONDA XLR125(オフロードバイク)を借りる。2日間で約11000円だった。レンタルバイク屋から「お帰りの飛行機はいつの何時何分発ですか?」と聞かれたので
「2/2の日曜の14時50分発です」と答える。すると「それなら午後2時までには戻ってきて下さい、空港まで送りますので」との事だった。 メットは大人用しかなく、シールド付きのやつは1個しかない。シールド付きのを嶺くんに渡し、あごひもを一番短くしてつけてみたら何とか大丈夫そう。そしてオイラのメットはシールドなしのやつだ。次は持ってきたラフ&ロードのクルージングバックと振り分けバックをロープなどを使って何とか積む。しかし・・・125ccって予想以上に小さい・・・初めは嶺くんを後ろに乗せることも考えていたが無理。荷物を後ろにずらすと振り分けバックがマフラーに当たって焦げてしまいそう。結局嶺くんを前に乗せてオイラが後ろというスタイルにすることにした。店員さんも心配そうに「大丈夫ですか?」と聞いてくる。「大丈夫ですよ、安全運転で行きます」と答えていよいよ出発。今回ツーリングのテーマソングはスティビーワンダーのDo I Do。南国石垣島にふさわしい明るくパワーの出るブラックミュージックだ。Do I Doを口ずさみながら走る。まずは国道79号を通り、オイラの憧れである旅人ライダーのメッカ、あの伝説の米原キャンプ場に向かう。

<嶺くんと2人乗り、何とかいけそう?>

 嶺くんとの石垣島ツーリングでの不安の一つとして、嶺くんとはまだ、自宅近くの田んぼ道をバイクでせいぜい2〜3キロの距離しか一緒に走ったことがなく、今回10キロとか20キロとかの長距離を一緒に走るのは初めてなのでどうだろうという事だった。安全運転で慎重に走りながらも時折「大丈夫かー?」と聞く。すると「大丈夫だよー」と元気よく答えてくれる。米原キャンプ場まで約30キロ。天気も良くて風も暖かい。海岸沿いを走ると青い海が見えて気持ちがいい道が続く。「海がきれいだねー」と言うと「うん」と返事をする嶺くん。嶺くんはシールド付のメットにしたが、シールドをあげっぱなしにしている。下げろと言っても嫌がるのだ。信号もほとんどなく快適なツーリングだ。しばらく走って何とか大丈夫そうだと思ったときに、嶺くんが「目が痛い」とちょっと泣き出した。どうやら目に虫が入ったらしい。少し休んだら気がおさまって出発。これでバイクも嫌になってしまう事も全然なさそうだった。よかったよかった。午後2時頃に米原キャンプ場付近のポーサーおばさんの家というレストランに入り、ちょっと遅い昼飯を食べたのだった。
荷物満載ののXLR125と嶺くん
←左写真 PM12:20に石垣空港に着き次第、まずはレンタルバイク屋オートランドへ。電話をすれば空港に迎えに来てくれる。石垣空港空港から10分くらい。今回チョイスしたバイクはオフ車HONDA XLR125。荷物満載のXLRと嶺くん。さぁこれから出発だ!
八重山そば
←左写真 レンタルバイク屋から国道79号を通って米原キャンプ場近くのポーサーおばさんの家というレストランで八重山そばを食う。嶺くんはカレーライス。
ポーサーおばさんの家の前で
←左写真 ポーサーおばさんの家の駐車場にて嶺くん。このように天気が良くて海がきれい!荷物満載で、オイラが入る隙間がやっとこさあるという状態だった。

米原キャンプ場の位置<米原キャンプ場の伝説>

 レストラン ポーサーおばさんの家を出てからはいよいよ憧れの米原キャンプ場へ。左地図が米原キャンプ場の位置だ。ここは全国から旅人ライダー達が集まってくる旅人のメッカとして知られている。テントサイトから青い海を見ながら過ごせる絶好のロケーションのキャンプ場だとも聞いた事がある。夏は北海道富良野にある鳥沼キャンプ場で北海道を満喫しながら過ごし、冬は暖かい石垣島の米原で越冬するというのがさすらいの旅人達のスタイルらしい。もう秋になろうとする頃の北海道鳥沼での旅人達の別れのセリフは「じゃ!冬は米原で会おう」というものらしい。なんともキザな、かっこいいセリフじゃないか!とにかく米原キャンプ場は伝説となっているのだ。

<米原は超いい雰囲気!>

 当然今回の宿泊も米原を考えていたが、出発前の週にに役所の観光課に電話すると「この時期は閉鎖になってる」とのこと。でも閉鎖とはいえ、旅のつわもの達がそんな事であきらめないだろう。きっと誰かいるだろう・・・と思いながら今回米原に宿泊するつもりでやって来た。到着すると・・・誰もいねぇ・・・まさか誰もいないとは・・・嶺くんと2人でサイト内や目の前の米原ビーチをぶらぶらする。米原ビーチはきれいだった!キャンプ場の目の前にこんなすてきなビーチがあるなんて!テントサイト内にはフィールドアスレチックがいくつかあり、最近フィールドアスレチックに凝っている嶺くんは一生懸命やっていた。テントサイトは亜熱帯風の曲がりくねったタコ足の木々の中にあって、今日は天気も良くて木漏れ日が差している。そして向こうには青くきれいな海が見える・・・うーん・・
たまらん!確かにすばらしい!何とも旅人の心にふれるキャンプ場だ!誰もいなくたってかまわねぇ!ここにテントを張ってしまおう、と思い、まず水道が出るかどうか確かめる。ところが水なんか出やしない。米原は市が運営しているキャンプ場らしい。閉鎖するってことはやっぱ水止めるよなぁー。水が出ないんじゃやめとくか、うーん残念、ってな事で、もし米原がダメだった時の保険として、米原の近くにあるもう一つのキャンプ候補地ココスビレッジに「これから伺っていいですか?」と電話をしてから行くことにした。(ココスビレッジは一応事前予約制なのだ) それにしても米原が冬季閉鎖って事は旅人達はいったいどこに行ってしまったのだろう?ココスビレッジではないし、すると伊野田キャンプ場かなぁ?と思いながら米原を後にした。(この謎は後日解けることになる)
米原キャンプ場の前のビーチで嶺くん
←左写真 米原キャンプ場到着。目の前の米原ビーチにて嶺くん。とにかく海が青くてきれい!。
米原ビーチ
←左写真 米原ビーチにてもう1枚。このように海が青く透きとおっている。(ビデオキャプチャ写真)砂浜は細かい貝殻が落ちているため歩くのにはビーチサンダルが必要だろう。
米原キャンプ場
←左写真 米原キャンプ場サイト内にあるフィールドアスレチックで遊ぶ嶺くん。(ビデオキャプチャ写真)
フィールドアスレチックで遊ぶ嶺くん
←左写真 キャンプサイト内にあるフィールドアスレチックで遊ぶ嶺くん。このようにサイトから青い海が見えて最高にたまらん! 写真を拡大するとキャンプサイトの雰囲気が多少わかると思います。このように曲がりくねった亜熱帯風の木々の中、木漏れ日が差し、向こうには青い海が見える。なんともたまらん雰囲気で旅人の心をくすぐるキャンプ場だ。
←左写真 オイラ達が来たのは1月31日。事前に閉鎖とは聞いていたが、旅人のメッカなので誰かいるだろうと思って来て見たが誰もいない。このような張り紙がしてある。
米原キャンプ場入り口
←左写真 米原キャンプ場入り口。あまりにいい雰囲気なので誰もいなくてもテントを張ってしまおうと思ったが、なんと水道も止められていた。仕方なくあきらめる。
米原キャンプ場
←左写真 同じくキャンプサイトにて嶺くん。木々の中、木漏れ日が差し向こうに青い海が見えて実にいい雰囲気だ。こんな中でテント張ってのんびりキャンプしてみてぇ!
米原キャンプ場
←左写真 キャンプサイトから見える青い米原ビーチ。夏はキャンプ場近くの売店で水中メガネなどのシュノーケリングの道具のレンタルがあり、シュノーケリングが出来るそうだ。
オイラと嶺くん
←左写真 米原キャンプ場入り口にてオイラと嶺くん。キャンプ場閉鎖期間のためガードレールで入り口を閉めている。
米原キャンプ場から見た山の景色
←左写真 上写真の位置から山側を見た図。この後は近くにあるキャンプ村ココスビレッジへ行く。

ココスビレッジの位置<ココスビレッジがおすすめ?>

 ココスビレッジは観光ガイドにも載っていない。どうして知ったのかというと、出発前の週初めに最初に電話したレンタルバイク屋サンキューという所が教えてくれたのだ。米原はやっているのかと聞いたら、「人の好みにもよるがココスビレッジの方がお勧め!阪神神戸大震災で神戸を出た夫婦が個人経営しているとてもいいキャンプ場。TELb煖ウえてあげるよ」と言われたのだ。米原がダメな時の為に一応電話番号も控えておいたのだ。(ちなみにココスビレッジのURLはここ

<キャンプ村ココスビレッジにテントを張る>

 ココスビレッジに午後3時半頃到着。受付で1人1泊800円×2人分=1600円を払う。テントフリーサイトは大人子供問わず1人800円なのだ。オイラ達の場合テントは一張りでも2人なので1600円だ。その他温水シャワー使用料が1人1日100円、ガスカートリッジが1本150円、洗濯機使用料が確か200円だ。キャンプ場にしては1人800円ってちょっと高いと思ったが滞在しているうちに充分800円の価値があることがわかってきた。その説明は後々することとして、嶺くんと荷物をサイトに運び込みテントを組み立てる。芝の上のテントサイトでキャンプ場のすぐ下に海がある。なかなか雰囲気の良いキャンプ場だ。米原とはまた違った良さがある。主がバイク乗りっぽい小さなテントが2つ張ってあり、すでに先客もいるようだ。主は不在でどこかにお出かけしてるよう。嶺くんにはポールの組み立てとペグの打ち込みをやってもらったが、組み立てたポールを持って「魚釣り!」とか言いながら楽しそうにやっていた。出来上がったら、赤いおうち!と言って喜んでいた。テントを組み立てて重たい荷物を降ろして身軽になった後はまだ午後4時前で明るくて天気もいいのでちょいと近くの川平湾に遊びに行くことにした。
ポールを組み立てる嶺くん
←左写真 米原キャンプ場が閉鎖だったので、近くのキャンプ村ココスビレッジに来る。写真はテントのポールを組み立てる嶺くん。(ビデオキャプチャ写真)
ココスビレッジキャンプ場にて嶺くん
←左写真 テント完成。ココスビレッジもなかなか雰囲気の良いキャンプ場だ。茶色い建物はバンガロー。なぜか高床式になってる。
ココスビレッジキャンプ場にて嶺くん
←左写真 テントと嶺くん。写真奥に見える木々のすぐ向こうは海がある。その海でのシュノーケリングがかなりいいらしい。
ココスビレッジキャンプ場にてオイラ
←左写真 テントとオイラ。この写真は嶺くんが一眼レフで撮影した。この後は川平湾に向かう。

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