2003年8月10日(日)〜8月17日(日)
 家族4人で
夏の四国 5泊6日ロングツーリング

 サブタイトル : 初めての親子4人ロングツーリング、四国リローデッド

2日目8月11日(月曜)-2月ヶ谷温泉キャンプ場(夕方)

徳島港の位置<崚くんが眠くなり途中休憩>

 徳島港を午後1時半頃出発。晴れてて天気はいいがとにかく暑い。暑がりのオイラはもちろんTシャツだ。30分くらい走った頃だろうか。崚くんがバイクの上で走りながら寝てしまったのでローソンで休憩する。嶺くんはもうすぐ6歳で普段も昼寝はしなくなった。しかし崚くんはまだ3歳で普段昼寝をするときがある。昼寝をしないときもあるがその場合は夜8時前後とか早く眠くなってしまうのだ。ローソンでジュースを飲んだり子供たちはハイチュウを食べたりして休憩した。そして再び走り出す。しばらく走ると街中を過ぎてだんだん人里離れていく。そうすると若干だが風が涼しくなったように感じた。そして山道に入ると風がまたさらにさっきより涼しく感じられるようになった。山の木々のマイナスイオン効果か?このような空気を感じ取れるのはバイクならではだ。エアコンの効いた車の中では絶対にわからない。四国らしい山道をくねくね通っていくとようやく月ヶ谷温泉キャンプ場が現れた。午後3時ごろ到着。

<史上最高金額のキャンプ場 ・ 川に入って夕涼み>

 月ヶ谷温泉キャンプ場を選んだわけは、まずはこの日は徳島に午後1時に到着で移動時間も限られているためそう遠くに行けない、比較的徳島港から近いところだということと、次にそばに温泉があるキャンプ場であることと、そして上勝側のあの、剣山スーパー林道の入り口がすぐそばにあるという3つの理由があった。早速受付で申し込む。何人用のテントかと聞かれたので2人用と3人用が一つずつだと答える。すると料金は一張り1日2000円だという。ツーリングGOGOには1000円と書いてあったがこれは一人用のテントの話らしい。思わず「たっけぇーー」と言ってしまった。オイラが今まで泊まったキャンプ場の中で最高金額のキャンプ場だ。あの石垣島のココスビレッジでさえ1人800円だった。ただあそこは色々とサービスが充実してるのでうなずける。しかしここは単なる普通のキャンプ場じゃんか!でもいまさら他に移動するのもなんなので渋々お金を払う。そしてバイクの積荷を降ろしテントを設営しはじめた。その間、みかと嶺くん崚くんは水着に着替えて目の前の川で水遊びをしに行った。
 今回はうちから2つのテントを持ってきた。アライテントのエアライズ2=2人用と、エアライズ3=3人用だ。エアライズ2にオイラと徹君が寝て、エアライズ3にみかと嶺くん崚くんが寝るのだ。この2つのテントを組み立てて、ミニタープを張って、調理用具など一通り出してベースキャンプサイトを作るともう汗だくだ。このキャンプ場はわりと山の中なのでそんなにはじめじめしてないがオイラは汗っかきなのだ。あっちぃーーもうだめだーと言いながら海パンにはきかえて目の前の川にドボン!ふー冷たくて気持ちいいー。川の水で涼んでからは夕飯の準備をする。今日はレトルトのカレーだ。ただお米はちゃんと炊いた。だいたい外でお米を炊くと芯が残るのだが今回みかがお米を炊いて芯の残らない家とそう変わらないご飯ができた。そしてみんなで夕食。やっぱり外で食べる飯はうまい。目の前に川が流れていて川のせせらぎが心地よく、そんな場所で食べる飯はなおさらうまい。そして後片付け。やはり明るいうちにテント設営して夕食を食べて後片付けもできるのが本当は理想だ。なかなかそうはいかないのだが・・・。後片付けの後は向かいの月ヶ谷温泉にみんなで入りに行くことにする。

<月ヶ谷温泉入浴 ・ 就寝・・・・暑い・・テントは熱気ムンムン>

 
月ヶ谷温泉に行くには川にかかっている短い橋を渡って歩いて行けるのだが橋を渡ろうとすると人が橋を直しているようだ。それに「台風で橋が壊れて渡れませんとの立て看板がある。げっ、仕方ないのでバイクで大回りして行くことにする。メットをかぶるのがめんどくさいのでノーヘ○で行くことにする。キャンプ場から一般道に出るのにけっこう急な坂を登らなければならない。みかはバイクに乗るのが去年夏の乗鞍以来1年ぶりなので大丈夫かな転んだら嫌だなと思っていたが特に問題なかったようだった。月ヶ谷温泉は大回りルートでもバイクで2〜3分の距離だった。露天風呂は無いがなかなかいい内湯だ。嶺くんと崚くんはオイラが洗ってやる。やっぱり風呂に入れるのはいい。特に今日はいっぱい汗をかいた。さっぱりしてからまたバイクでキャンプ場に戻ったら子供たちは寝る時間だ。みかがテントで嶺くん崚くんを寝かしつけてから外に出てきた。子供たちが寝た後は大人だけでゆっくりする。川のせせらぎが聞こえる中、ランタンの明かりをもとに徹くんがにんにくをふるまってくれ食べたりした。静かでいい夜だ・・・まさに至福の時・・・。みかはランタンの光のもとで友達に絵はがきを書いている。しばらく談笑してから、あー夜は全然暑くないし、過ごしやすいいい夜だなぁーと思いながら寝るためにテントに入る。すると・・・・暑い・・・・外は暑くないのにテントの中はとにかく暑いのだ。オイラと徹君の体温で熱気がむんむんしている。テントの壁際に顔を向けていると自分の吐いた息がテントの壁にてり返ってまた自分のほうに来て暑く感じる。これが南国のキャンプというものか・・・今まで夏でも涼しいところでしかキャンプしたことなかったもんなー、それにしても外は快適だったのにテントの中はなんでこんなにも暑いんだ・・・こりゃ南国でキャンプするときのためにカヤライズを買わなくてはいかんな・・・(カヤライズ=下の写真参照) これはみかのテントも暑いだろうと思い様子を見に行く。やはり暑いとのことで、閉めていた前室の扉を開けてやった。そうすれば入り口はすでにメッシュのだけにしてたので風がいくらか直接吹き込むだろう。それにしても嶺くんと崚くんはこの暑さの中よく寝ているという。うーんすごいもんだ。オイラもテントに戻り同じように前室の扉を開けっ放しにしてテントに入り込む。するとなんかがやがや騒がしくなってきた。隣のテントのグループが帰ってきたようだ。帰ってくるなり騒いでいる。メス猿(=推定人間)が酔っ払ってるらしくキャッキャ奇声を上げて騒いでいる。「うっせえなぁーあいつら!夜中12時過ぎても騒いでたらぜってえ文句言ってやる!」(そのとき23:40頃)と思いながらごろごろしていたらいつの間にか眠っていた。そして夜中目にふとが覚めると 「おっ、暑くない」 暑くなくなったのだ。しかしそれにはわけがあった。皮肉にも雨がしとしと降って涼しくなっていたのであった・・・。
月ヶ谷温泉キャンプ場
←左写真 徳島港を午後1時半ごろ出発して、に出て月ヶ谷温泉キャンプ場に午後3時頃に到着。テントを張ってからみんなで夕食を食べる。ちなみにここの地面は固くてペグを何本も曲げてしまった。
月ヶ谷温泉キャンプ場
←左写真 みんなで夕食その2。カレーライス(ただしレトルト(^^ゞ)ただしろご飯は今までで一番うまく炊けた。今まではだいたい芯が残ってたが今回は芯がなく、普通のご飯に仕上がった。(ビデオキャプチャ写真)
月ヶ谷温泉キャンプ場
←左写真 テントサイト。赤い2つのテントがうちのテント。左がエアライズ2でオイラと徹君が寝て、左のエアライズ3はみかと嶺くんと崚くんが寝る。向こうはロッジテントやコールマンのテントがたってるが、夜中うるせえ奴らだった。
月ヶ谷温泉
←左写真 月ヶ谷温泉の玄関にて。キャンプ場の向かいにあって便利。
月ヶ谷温泉キャンプ場
←左写真 子供が寝た後は大人だけでゆっくりする。静かな夜で、川のせせらぎだけが聞こえてまさに至福の時。
月ヶ谷温泉キャンプ場
←左写真 ランタンの光のもとで友達に絵はがきを書くみか。
月ヶ谷温泉キャンプ場
←左写真 テントサイトにて徹君。暗くなってからオイラ達のサイトの隣にアメリカンに乗ったライダーがテントを張っていた。このようにバイクをそばに持ってこれるのがいい。
カヤライズ
←左写真 これがカヤライズ。グランドシート以外はオールメッシュのカヤになっている。今のテントのフレームをそのまま使える。あまりの暑さにこれの購入を考えた。

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