◆ 第1回 八重山諸島ツーリング ◆ 

2003年1月31日(金)〜2月2日(日)
 長男 嶺くんとオイラの
石垣島、竹富島キャンプツーリング男2人旅
 サブタイトル : 初めての親子ツーリング、旅人達の集う島へ

3日目2月2日日曜-3 石垣空港→羽田空港・エピローグ

石垣空港とレンタルバイク屋の位置<なんと飛行機に乗り遅れてた!>

 南夢楽園キャンプ場を出て、レンタルバイク屋の近くのガソリンスタンドで燃料をマンタンにしてレンタルバイク屋に戻る。ちょうど午後2時ちょっと前。これにてバイクでの全工程が無事終了。嶺くんほんとにお疲れ様。一緒に走ってくれたXLRにも感謝。レンタルバイク屋の車で石垣空港まで送ってもらう。空港カウンターでチェックインするためチケットを差し出す。すると「お客様がご予約されていた飛行機は石垣島を
12時50分発のようですが?」と言われる。オイラ「えー?14時50分だと思ったんですけどー」と言ったが差し出したチケットを見ると確かに12時50分発となっている・・・。だんだん記憶がよみがえってきた。そういえば予約のときに、帰りの2月2日の日曜日は石垣発12:50→沖縄着13:40→沖縄発14:15→羽田着16:25の便しか空いてなくて「ちょっと早い出発で3日目はそんなに遊べないけどまぁしょうがないか・・」と思ったのを思い出した・・・。12:50がオイラの頭の中で12時→2時→午後2時50分→14:50発・・・と、いつの間にかすり変わってしまっていたのだ。現に石垣島に着いたときにレンタルバイク屋でバイクを借りるときに店員から「お帰りは何日の何時発の飛行機ですか・」と聞かれたときに堂々と「14時50分発です」と答えていたのだった。かなり初めっから大きな勘違い!をしていたのだ。やっべぇーやっちまったぁー。最後の最後でおまぬけだったぁー。飛行機乗らせてくれるかなぁー?今日は日曜の帰りだしなぁーいっぱいかもしれないなぁー・・・そしてオイラの脳裏には「もし乗らせてくれたとしても料金が心配だ・・・オイラの沖縄→羽田はマイル無料特典。マイル無料航空券は変更は効かない。席があったとしても航空運賃が有料になってしまう可能性が大だ・・・確か4万円位だかだったなぁ・・・まずい・・・この出費は超痛すぎる!・・」 カウンターの受付嬢が「少々お待ち下さい」と言って事務所の奥に入っていった。いったいどうなるんだろう・・・上司またはANAの本部とこの処遇についてどうするか話しているのだろうか・・・席はあるのか?あったとして有料になるのか・・?やきもきしながら結構待つ。そしてしばらくして呼ばれて受付嬢から、石垣→沖縄と沖縄→羽田で2人分の席が取れたことと、オイラの沖縄→羽田間は無料マイル特典なので本来ならば変更は効かず料金が発生するが、今回乗り遅れということで特別に無料のままでいいです、次回から気をつけて下さい、と言われた。ほっ・・よかった・・・受付嬢に申し訳ありませんでした!ありがとうございます、と深々と頭を下げた。こうしてANA436便=石垣発14:50→沖縄着15:40→ANA90便=沖縄発16:25→羽田着18:35に乗れることになって何とか帰ることが出来るようになったのだった。

<帰りの飛行機にて→帰宅>

 何とか帰れることになったが、乗り遅れのためチケット再手配で結構待たされたため、昼飯を食う時間をカット。嶺くんほんとにゴメン!嶺くんにおなかへったか?と聞いてみたら幸い「まだ食べなくても大丈夫」とのこと。急いでおみやげを買う。沖縄空港では乗り換え待ち時間が45分もあるのだが、やはり石垣島に来たのだから沖縄空港でなくここで買っとかねば!。そしてあわただしく石垣14:50発のANA436便に乗り込んだ。急に席を手配したためだろう。席は羽根のすぐ横の窓側だった。飛行機が離陸して石垣島が小さくなっていく。さよなら石垣島・・・また来るぜ!・・・。窓際にいる嶺くんに「石垣島おもしろかったか?」と聞くと「うん」と小さくうなずいた。ありがとう、嶺くん。この言葉を聞きたくて一緒に旅をしていたのかもしれない・・・。誰だって5才の頃のことなんかほとんど覚えていないように、大きくなったら今回のことなんかきっと忘れてしまうだろう・・・でも、でも今はそう言ってくれてホントにアリガトウ・・・

スチュワーデスさんが日本の各都道府県の特徴について書かれた子供向け絵本を貸してくれたのでそれを嶺くんに読んで上げた。嶺くん興味深く聞いているよう。今回自分の家から飛行機でかなり遠くの石垣島に来て、日本への興味がわいたような感じだった。約1時間ほどの飛行時間で沖縄空港15:40着。そこでおにぎりなど、かなり遅い昼飯を買い込んで約40分後に羽田行きANA91便16:25発に乗り込む。初めに乗り込む飛行機を見た時は「なんだ、ジャンボじゃなくてオイラがよく鳥取に行った時に乗った小さい飛行機か」と思っていたが並んでいると入り口が2つある。よく見るとでかい・・・むむむ・・まさか・・・これはトリプルセブン(777)か!スチュワーデスさんに聞くとやはり777とのこと。トリプルセブンは1995年から就航しているボーイング社の最新機だ。おぉ、嶺くん、行きはピカチュウジャンボで帰りはトリプルセブンだぞ!よかったな!オイラもトリプルセブンに乗るのは初めてだった。席はやはり羽根のすぐ横の窓側。機内で嶺くんとおにぎりなどをパクつく。それからスチュワーデスさんにカメラやビデオを撮ってもらい、しばらくしてから嶺くん寝つく。ANA91便は定刻通り18:25に羽田着。モノレール、山手線、常磐線を乗り継いで地元の湖北駅に着く。ママと崚くんが車で迎えに来てくれた。崚くんには、オイラは仕事で嶺くんは病院に行ってる事にしてたのだがちょっとばれていたようだ。ゴメンな崚くん、崚くんもいつか必ず連れていってやるからな!午後9時自宅に着き、石垣島2泊3日が無事終了した。

<あとがき>

日産のセレナという1BOXカーのCMで「ものより思い出」というコピーがある。1BOXカーで子供を連れて釣りやキャンプなどをしながらこのコピーが出てくるのだがなるほど、そう思う。確かにその通りだ。おもちゃなんかより、そういう遊びの思い出の方がずっと子供にとって有意義だ。しかしそのCMを見ながら「わが子供たちよ、待っていてくれ。もう少ししたらバイクに一緒に乗せてやり、車なんかじゃ味わう事の出来ないバイク旅の世界を教えてやるからな!」と思っていた。今回の石垣島での初めてのツーリング&キャンプで嶺くんは何を感じ取ってくれたのだろうか?単なる自己満足にすぎないかもしれないが、オイラとしては今回の親子ツーリングでは車なんかじゃ絶対に味わうことの出来ないすばらしいバイク旅の世界を教えたつもりだ・・・数々の素晴らしい石垣島の素晴らしい自然、風景、青い海、暖かい空気や土地の香りを嶺くんとバイクに乗りながらじかに、一緒に感じることが出来たのは、オイラにとっての生涯かけがえのない思い出となるだろう。嶺くんが今回のツーリングをオイラと同じように少しでもおもしろかったと感じていてくれたらうれしい・・・。 よーし、いつかは嶺くんと崚くんも一緒に、ライダーにとって最強にして最高の、伝説の憧れの聖地、ホッカイドーだー!
レンタルバイク屋につく
←左写真 南夢楽園キャンプ場を出てレンタルバイク屋オートランドに午後2時前に戻ってくる。嶺くんほんとにお疲れ様。
石垣空港
←左写真 石垣発14:50沖縄行きのANA436便に乗る。本当は予約してたのは石垣発12:50のANA936便だったが、いつの間にか勘違いして12時→「1」が取れて2時と思い込み、2時=14時→14:50発と錯覚してしまった。現にレンタルバイク屋で「帰りは何時発?」と聞かれても堂々と「14:50発です」と答えていた。何とか乗らせて頂く。(ビデオキャプチャ写真)
石垣空港を離陸
←左写真 石垣島離陸。さよなら石垣島、また来るぜ!
那覇空港にて嶺くん
←左写真 沖縄空港にて嶺くん。沖縄発羽田行きに乗り換えのため待ってるところ。
羽田行き777(トリプルセブン)
←左写真 沖縄発16:20発→羽田18:30着のANA90便。なんとボーイング最新機の777(トリプルセブン)機。おぉ、オイラも初めて。(ビデオキャプチャ写真)
トリプルセブンにて嶺くんとオイラ
←左写真 トリプルセブンの室内でオイラと嶺くん。スチュワーデスさんに撮ってもらう。
トリプルセブンの翼
←左写真 トリプルセブンの翼と雲海。でけぇ翼だった!(ビデオキャプチャ写真)

THE END


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