◆ 2006年8月12日(土)〜8月19日(土)
   
家族4人で 夏の北海道 5泊6日ツーリング
   THE 3rd.北海道2006

5日目8月16日(水曜)-2 五色温泉

<待ち焦がれたニセコアンヌプリは厚い雲に覆われ超鬱に>


 ニセコ野営場をAM10時半前に出発し、ニセコアンヌプリふもとのセブンイレブンで休憩する。向こうに見えるニセコアンヌプリは厚い雲に覆われ雨が降っていてもおかしくないような雲だ。 これを見て一気に鬱になってしまった。 昨夏のイワオヌプリの絶景を見て、今年もまたあの感動を感じたいと思いニセコアンヌプリにやってきた。ニセコアンヌプリ登山は今回の北海道ツーリングの一番のメインイベントと考えていた。 昨夏イワオヌプリ登山で骨折して苦しい松葉杖生活を送っているさなかも、今度の夏の北海道でも山に登って家族4人で絶景を見たいという思いでいた。1年間ずっと待ち焦がれていた憧れが今目の前で分厚い雲に覆われ打ち砕かれようとしている。 こんなにも待ち焦がれ耐えてきたのになんて報われないんだろう・・・。 自然は無情だ。個人のそんな気持ちや都合なんかお構いなしである。そもそも個人がたまたま選んだその日がいい天気になってほしいと思うこと自体がエゴなのである。個人の都合なんか自然には全く関係ない。だが、1年間待ちに待ち焦がれ、すぐ行けるところならともかく、北海道というめったに来れない場所にようやくやってきたのに、天気のめぐり合わせで運悪く、憧れのニセコアンヌプリは分厚い雲に覆われているという無念さといったら・・・。一気にテンションが下がり鬱になってしまった。 それにしてもエベレストなどのヒマラヤ登山隊なども、莫大な費用をかけて頂上アタックをかけようという時に天候や費用の都合であきらめざるをえない時なんかどんな気分なのだろうか。それこそ命を賭して8千m峰のふもとまでやってきて、頂上がすぐ手が届きそうな目の前にあるのに頂上アタックをあきらめ下山せざるをえない時・・・。そして次はいつ来れるかはわからない・・・。オイラだったら子供のようにだだをこねてしまいそうだ。 要は天気ばっかりはどうしようもない。こればかりは運のめぐり合わせで自分でどうにかできる部分は少ない。何連泊もしていい天気が来るのを待てればいいが短い休みで北海道に来てそうはいかない。 話しが横道にそれてしまったが、オイラはセブンイレブンで休憩中に、分厚い雲に覆われているニセコアンヌプリを見て、せっかく一番楽しみにしていた希望を打ち砕かれ、一気にテンションが下がりもはや何もやる気がしなくなってしまっていたのだが、みかや嶺くんが、「別に雨が降っていてもいいよ」と言ってくれたのをきっかけに、気を取り直して、とりあえずニセコ野営場まで行く気になり、セブンイレブンを出発した。



<ニセコアンヌプリは濃い霧の中なのでとりあえず五色温泉に行く>


そうしてニセコ野営場までやってきたが、やはりニセコアンヌプリは濃い霧に覆われていた。そのため登山はやめてまずはせっかくここまで来たのだから五色温泉に入ることにする。五色温泉はいい山のいで湯なのだ。温泉でさっぱりいい気分になってからは休憩室でさっきのセブンイレブンで買ったお弁当を食べてオイラはうたた寝をする。起きてからは、ニセコ野営場はガスってて雨が降りそうなのでこの日はキャンプをやめて、ツーリングGOGO2006で探したニセコ高原ユースホステル プーハウスに電話をかけて宿泊の予約をした。 そして外に出ると空がさっきより気持ち明るくなったような気がしたので思い切ってニセコアンヌプリに登ってみようと思い、午後2時過ぎという遅い時間から登り始めたのだった。



五色温泉内湯
←左写真 仲洞爺キャンプ場を出発しニセコに向かうが途中、厚い雲におおわれたニセコ方面を見て鬱になるが気を取り直してニセコ野営場に向かう。案の定、ニセコアンヌプリは雲に覆われていたので近くの五色温泉に入浴する。写真は内湯での嶺くん崚くん。
五色温泉露天風呂
←左写真 ニセコ五色温泉の野天風呂の嶺くん崚くん。
五色温泉で昼食
←左写真 五色温泉の大広間で、セブンイレブンで買った弁当を食べる。オイラは食べ終わったあと畳に寝転んでうたたねする。ニセコ野営場はガスってるので、ツーリングGOGO北海道2006を見て、ニセコ高原ユースホステルプーハウスを予約する。
五色温泉
←左写真 外に出たらさっきよりは雲が取れてたので思い切ってニセコアンヌプリへ登ってみることに。

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