◆ 2004年7月30日(金)〜8月8日(日)
   
家族4人で 夏の北海道 6泊7日ツーリング
   『北海道レボリューションズ Ver.2004 Summer』

5日目8月3日(火曜)-3カムイワッカの滝

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<カムイワッカの滝へはマイカー規制のためバスで行く>

 知床横断道路を通り、知床自然センターの駐車場にてカムイワッカの滝へのシャトルバスの往復切符=大人一名1100円を買ってみんなでバスに乗る。カムイワッカの滝へは過去3回来たことがあるがその時は知床林道を自分のバイクで走ってカムイワッカの滝まで行ったものだ。 ところが確か2000年くらいから夏休みの期間だけマイカー規制がはいり、カムイワッカの滝へはシャトルバスでしか行けなくなった。バスの中に流れる案内テープを聴いていると、カムイワッカへの滝は年々人気が高まり訪問者が増えて、夏休み中は計算上は毎日知床林道を20秒おきに車が通るほどになった。こうなると貴重な知床の自然に悪影響を与えるためマイカー規制が実施されたのだという。 知床林道はいい道なのだがこのアナウンスを聞いてマイカー規制もやむをえないと思った。ただ今のところはマイカー規制は夏休み中だけなのでどうしても自分のバイクで行きたければ夏休み期間をはずせばいいだろう。 そして林道をバスがガタガタ揺れながらカムイワッカの滝の入り口に到着。

<カムイワッカの滝を登るにはゼッテェのゼッティにわらじ>

 カムイワッカの滝の入り口で水着に着替えていよいよ出発。昔はわらじレンタルをやっていたのに今はやってないのか・・しょうがないからはだしがサンダルで登るしかないなあと思いながらちょっと登るといたいた、わらじレンタルが。レンタル500円と高いがカムイワッカの滝を登るならゼッテェのゼッティにわらじに限る。きっとどんなハイテク素材を使ったトレッキングシューズもカムイワッカの滝を登るのに限ればわらじにはかなわないのではないだろうか。それだけわらじの効果は絶大だ。カムイワッカの滝はお湯が流れている岩場はつるつる滑るのだ。サンダルではかなり危険だ。安全に楽しくカムイワッカの滝を登るなら絶対にわらじを借りることをおすすめする。 よかった、わらじのレンタルもうやってないかと思いましたよ、とわらじ屋に言うと、毎年やってますよ、とのこと。 わらじ屋によると、わらじが登りやすいなんてウソだろ、だまそうって言ったってそうはいかないぞ、ってな人が結構いるらしい。 いやーここを登るなら絶対の絶対にわらじっすよ、と言いながらわらじを装着する。もちろんみかや嶺くん崚くんもわらじを借りた。

<カムイワッカの滝に登る。嶺くん崚くんお湯でからだがかゆくなる>

 そして岩場を登り始める。何箇所か結構急な岩場があり、嶺くんと崚くんが大丈夫かなと思ったが嶺くんはたくましく登っていた。途中お湯のたまりがあるたびにお湯につかって喜んでいる嶺くんと崚くん。天気もよいし良かった良かった。 そして無事上から二番目の滝つぼに到着。一番上の滝つぼは急ながけを登るため、大勢がそこを登るとがけ崩れが起きるからこれ以上登ってはいけませんとの注意書きがあった。よってこの上から二番目の滝つぼがゴールだ。みんな無事到着して滝つぼに入る。カムイワッカの滝は途中少し危ない岩場があったりして、特にサンダルで着てる人は途中で登るのをあきらめてしまう人も中にはいるらしい。観光地だからと言ってあまく見てる人が多いらしいが結構大変なのだ。そしてしばらく滝つぼにつかったら今度は下り。下りで崚くんが、足の親指と人差し指の間がわらじの縄で擦れて皮がむけて痛いと泣き出した。皮がむけたとこがお湯がしみて痛いらしい。途中急な岩場の下りとかあってどうしようかと思ったが何とか下りきる。崚くんは下りきるまでずっと痛い痛いと泣いていた。その間嶺くんは誰の手も借りず一人でどんどん下っていたのでたくましくなったものだと親ばか気分になっていた。ただ降りてる途中から、嶺くんも崚くんも、からだがかゆいかゆいと言い出した。どうやらカムイワッカの滝の湯が肌に何かしらの影響を与えてるらしい。お肌の曲がり角をとうに過ぎて少しずつ老化に向かっているオイラ達の肌はもう鈍感なのでなんとも無かったが、まだ新鮮な子供の肌には刺激があるお湯のようだ。わらじ貸しの人が、こどもはそうなるからなるべくかかないようにねと言っていた。 滝の入り口で着替えてバスに乗り、バイクの置いてある知床自然センターの駐車場に向かう。そしてレストランで2時半ごろの遅めの昼食を食べる。ここも水がうまいし味噌汁がうまかった。いといの湯の朝飯の味噌汁もうまかったが北海道はきっと水がうまいから味噌汁もうまいのだろう。 帰りのバスではみんな寝てしまった。 以前も来たことがあり、これで4回目だがカムイワッカの滝はやっぱりおもしろい。人気がありすぎて敬遠する人もいるだろうがオイラは絶対にはずせな観光ポイントだなあと思った。

カムイワッカの滝行きのバス
←左写真 知床横断道路を下りきると知床自然センター駐車場があり、カムイワッカの滝行きのバスはそこから出ている。往復で大人一人1200円近くだった。写真はこれから乗るバス
知床林道
←左写真 知床林道を通るバス。昔はマイカー規制はなくバイクでも通れたが今は夏休み期間中はマイカー規制でダメ。夏は知床林道を20秒に1台自動車が通り、貴重な自然環境に悪影響を与えるとのことで夏休みの期間のみマイカー規制になったという。
知床林道
←左写真 知床林道。バイクで走りたかったがしょうがないか。この写真と上の写真は徹くん撮影。
キタキツネ
←左写真 知床林道でバスから見えたキタキツネ。嶺くん崚くんもしっかり見た。
カムイワッカの滝
←左写真 カムイワッカの滝の入り口をちょっと登ったところでわらじレンタルやってました。当然借りました。カムイワッカの滝を登るのならぜったいのぜったいにわらじがおすすめです。レンタル500円で非常に高く思えるが、安全に滝を登って楽しむのには変えられません。写真はみかと嶺くんと崚くんがわらじを装着してるところ。
カムイワッカの滝
←左写真 カムイワッカの滝を登る。徹くん撮影。この登りも結構勾配がきつい。
カムイワッカの滝
←左写真 カムイワッカの滝を登る嶺くん。
カムイワッカの滝
←左写真 ようやく上から二段目の滝つぼに到着。ここでゴール。昔は一番上の滝つぼまで行けたが今はダメ。がけが急でたくさんの人が登ると落石がこの二段目の滝つぼに落っこちてくる危険があるからだ。実際ここから上を眺めると今にも落ちてきそうな危なそうな岩がいくつもあった。思ったよりはハードで上まで登るのをあきらめる人が割りといる中で、嶺くん崚くんはよく上まで登ってきた。ここのお湯は目にしみる。この写真を撮るときにみかと嶺くんにお湯をかけてしまい怒られた。
カムイワッカの滝
←左写真 カムイワッカの滝につかるオイラ。徹くんが撮ってくれた。写真のように上の方は岩がゴロゴロ転がっててこのうちのどれか1個がおっこってきそうだ。ここを登るとさらにもう一つの滝つぼがあるのだがここから先は登るのは禁止なのだ。
カムイワッカの滝
←左写真 崚くんはわらじの縄で足の皮がむけてしまい、降りるときはイタイイタイと泣いていた。
カムイワッカの滝下り
←左写真 みかと嶺くん。嶺くんはお湯でからだがかゆくなり足をかきながら降りてきている。後ろの方にオイラと崚くんがいる。
カムイワッカの滝
←左写真 ここも子供にとってはけっこう危険な場所だ。カムイワッカ=神の水を味わうためにはこのような危険も必要なのだ。下りの時に、徹くんが下から見上げて撮影してくれた。下から見上げるとこの角度なのだからけっこう急なのがわかると思う
カムイワッカの滝
←左写真 ようやく入り口が近づいてきた。向こうに青く見えるのはオホーツク海。崚くんは下りはずっと泣いていた。嶺くんは登りも下りもほとんど一人でできた。

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