2003年8月10日(日)〜8月17日(日)
 家族4人で
夏の四国 5泊6日ロングツーリング

 サブタイトル : 初めての親子4人ロングツーリング、四国リローデッド

4日目8月13日(水曜)-2月ヶ谷温泉キャンプ場から移動→黒潮横浪ライン

黒潮横浪ラインの位置<家族4人(+徹君)、初めての長距離走行>

 月ヶ谷温泉キャンプ場を9時半過ぎに出発。今日は初体験の家族4人での長距離走行だ。今までは、嶺くんとオイラの石垣島=2日目に石垣島一周で80キロ程度?、それと家族4人で利根川土手沿いミニツーリング=70キロ程度、そして今回の四国は初日徳島港からキャンプ場まで=50キロ、2日目キャンプ場から剣山スーパー林道の一部を通って帰ってきたのが80キロ程度と、100キロを超えて走ったことは無かった。それが今日は一気に230キロである。しかもこれまでと違い、重たい荷物満載で四国のくねくねした山道を通るのだ。しかしホントはもっと遠くにしようと思ったのだが子供たちのことを考えて230キロと少なめにしたつもりだった。大人だけのツーリングなら1日に230キロはどちらかというと楽勝〜!(NOVAうさぎ風)な走行距離なのだ。今日の目的地はライダーズイン中土佐。目の前が海で海水浴ができるらしい。ここをベースに四万十川を見に行ったり、四国カルストに行ったり、目の前の海水浴場で海水浴をしてみたいとか色々考えていた。嶺くん崚くんはまだ海で泳いだことがないのだ。

<四国はお遍路さんの国>

 四国を走っていると唐笠を頭にかぶって杖をついて歩いている人を何回か見かけた。ほう、四国には徒歩ダーがいるのか、北海道では徒歩ダーはかなり少なかったが四国には歩いて旅する徒歩ダーが北海道より全然多いな、と思っていた。あとでわかったことだが四国はお遍路さんといって四国にある八十八のお寺を歩いて巡りお参りする旅の仕方があるらしい。オイラ四国に来て初めてそれを知ったのであった。

<約1時間おきに休憩する>

 昨日剣山の帰りに通った狭いくねくねの山道の県道を通り、また違うくねくね道に入る。1時間近く走ったところでまた崚くんが眠くなりだしたのでバイクを止めて休憩する。崚くんは1時間走行したら眠くなるようだ。アメをあげたりして休む。そして山道を走っていると郵便配達員の赤いカブとすれ違った。うぉー渋いなぁーこんな山道を毎日のように運転してるときっとバイクの達人になるかもしれないなぁー。まるで中学生の頃から車で峠道を豆腐の配達をして鍛えて凄腕のドライバーになったマンガ頭文字Dの拓海のように・・・(=知ってる人は知っている)なんてことを思いながらすれ違う。そしてしばらく走ると木沢村 大轟の滝があり、感じのよさそうな滝なので再びバイクを止めて休憩。写真を撮ったりした。滝を見てると心が洗われる。しかも道沿いではあるがいい滝だ。そしてその後は国道195号を通る。ここはそんなにくねくねした山道ではなく割と道幅も広い国道だ。途中 オイラ達が昨日入った上勝村側とは反対側の剣山スーパー林道入り口(木頭村側)があった。オフ車がたくさん止まっていた。剣山スーパー林道で林道ツーリングなんてなんとも恵まれているなぁ。そういえばおいら達も昔あんな風に集まって林道ツーリングをよくしていたものだと懐かしく思った。しばらく195号を走り、あと20キロほど走ると高知市というところでレストランに入り遅い昼飯を食べた。確か午後2時ごろだと思った。

<黒潮横浪ラインを通ってライダーズイン中土佐へ>

 昼飯を食べて午後3時くらいにレストランを出て、高知市辺りの海沿いに出て黒潮横浪ラインに向かう。黒潮横浪ラインはアウトライダーに出てくるカメラマンの須藤氏著の日本百名道にも出てくるとてもよさげな道路だ。走り出すと適度にワインディングがあって走ってて楽しい道路だった。時おりきれいな海が顔をのぞかせる。ただこの時は視界は開けていたのだが曇りで雲が厚かった。きっと青空だったならば青い空に青い海で素晴らしい景色が見れそうな道路だ。黒潮横浪ライン途中に唯子崎というところがありそこで休憩する。もう5時を回っている。ライダーズイン中土佐はまだ20〜30キロくらいありそうだ。ってことはあと1時間くらいか・・・。四国に来てからの経験値で、だいたい30キロくらいで1時間ということがわかったのだ。大人だけだったらこんなことはないのだろうが子供も一緒でそんなにスピードも出してないからだろう。それに1時間ごとに休憩するから余計時間がかかる。唯子崎をあとにしてライダーズイン中土佐に向かう。黒潮横浪ラインを過ぎて一般道に入ってしばらくするとオイラのバイクに乗っている嶺くんがコックリコックリしだした。眠くなったのだ。みかのバイクを見ると崚くんも眠っているようだ。しかしもう夕方遅くなってしまったので休憩せずに片手で頭を時たま支えながら約30分くらいバイクの上で寝せながら走行した。子供にとって230キロの走行距離は長かったようだ。前に座っていて、バイクには風防シールドも無いので風がまともに当たるから疲れるだろう。それに子供を乗せての四国の230キロ走行は北海道の400キロ〜500キロに相当するかもしれない。道が狭くてくねくねしてるところもあり、移動に時間がかかることもあるし、先にも書いたが、スピードもそれほど出さないし、だいたい1時間おきに休憩するので時間を食うからだ。
 ライダーズイン中土佐はすごくへんぴなところにあった。「ライダーズイン中土佐→」の標識があちこちにあるのだが、その標識が無ければきっとたどり着けないであろうと思われるくらいへんぴなところだ。その標識をたよりにしばらくくねくねくねくね走ってようやく夕方6時半くらいにライダーズイン中土佐に到着した。最後の30〜40分は嶺くん崚くんともにバイクの上でずっと寝たまま走っていたのだった。2人ともほんとにお疲れ様。
 
月ヶ温泉キャンプ場を出発してから1回目の休憩
←左写真 月ヶ谷温泉キャンプ場を9時半過ぎに出発してから1回目の休憩。崚くんが眠くなったので止まる。ここに来るまで幾多のくねくねカーブを通り抜けてきたことか。嶺くんはまたゲッツのポーズをやっている。
木沢村の大轟の滝
←左写真 木沢村の大轟の滝にて休憩。よさげな滝なので止まる。ここでもゲッツのポーズをする嶺くん。
木沢村の大轟の滝
←左写真 木沢村の大轟の滝。台風の後で水がにごっているが滝を見てると心が洗われるのだ。
木沢村の大轟の滝にて徹君
←左写真 木沢村の大轟の滝の、山深き四国の道にて徹君とVTX。分け入っても分け入っても、青い山(BYアウトライダーより引用) やっぱり緑の中ではバイクは映える。
←左写真 初公開。崚くんは3歳で小さいのでT2スタイルで載せるときはこのようにおんぶひもで落ちにくいように補強をして載せるのだ。前に乗せるチャイルドシートをどっかのメーカーが作ってほしいものだ。(良い子のみなさんは小さな3歳児をこんなふうにバイクに乗せるのはやめましょう。危険です)

←左写真 高知県の太平洋沿いの黒潮横浪ラインから見える景色。晴れてればきっといい景色が見られる道路なのだろう。なかなかいい道だった。通行料無料。
←左写真 これも黒潮横浪ライン。走ってて気持ちいい道路だ、晴れてれば。
←左写真 黒潮横浪ライン。前に小さく写ってるのはみか。
←左写真 黒潮横浪ラインの唯子崎にて休憩。手前上に写っているのは蝶=カラスアゲハ。この唯子崎からも3つ上の写真とほとんど同じような景色が見える。ここを夕方5時過ぎに出発して、ライダーズイン中土佐へは夕方6時半頃に到着。最後の30分くらいは嶺くん崚くんともにバイクの上で寝たまま走っていたのであった・・・

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