◆ 2006年8月12日(土)〜8月19日(土)
   
家族4人で 夏の北海道 5泊6日ツーリング
   THE 3rd.北海道2006

5日目8月16日(水曜)-4 ニセコ高原ユースホステル プーハウス

<ニセコ高原ユースホステル プーハウスは学校を改築した宿>


 ニセコアンヌプリを出発して下界に降りてくると雨は降っていなかった。雨が降っているのは山だけだった。ニセコ高原ユースホステルは昔学校だった建物を宿に改築した宿で、随所になにやら懐かしい思い出が甦るような気分になれるところがあった。玄関の下駄箱、部屋の窓から見える校庭、体育館などである。 部屋に荷物を置いてオイラは近くのセブンイレブンに飲み物を調達しに行く。そしてネットにつながれたパソコンがあったので、仲間内の掲示板に書き込みをした。部屋のテレビをつけると甲子園は八重山商工vs千葉経済大付属校をやっていてしばしの間見入る。夕食はとてもおいしくて全部きれいにたいらげ、お風呂に入って嶺くん崚くんを寝かしつける。



<オーナーのアコーディオン演奏は絶品!>


 嶺くん崚くんを寝かしつけた後は宿のオーナーのアコーディオン演奏会を聞きに行く。夕食時にふと食堂の上を眺めると、オーナーがアコーディオンを演奏しているシーンを撮った白黒写真が額縁に入れて飾ってあるのが目にとまる。 その写真にはただならぬオーラが感じ取れた。要するにその写真を見ただけで、このオーナーのアコーディオンの腕前は並みの腕ではなく、相当ハンパじゃないということが感じ取れたのだ。なぜだかわからないがそう感じた。そう思わせるように撮る写真家の腕もあるがそれだけじゃないだろう。 しばしその写真を見入る。そしてその演奏を聴いて見たいものだと思ったのだ。そう思っていた矢先、みかから、夜8時45分くらいから、オーナーのアコーディオン演奏会があると聞いた。宿泊者に声をかけると負担になってしまうのであえて誘いはせず張り紙のみでお知らせしているらしい。それを聞いて、これは絶対に聞きに行かねばと思ってすっ飛んで聞きに来たのだ。 案の定、とにかくハンパじゃなく素晴らしい演奏であった。どの曲も素晴らしい。オーナーの情熱的なアコーディオン演奏は本当に心を打つ。やはり生の演奏は感情が伝わるし感動が違う。とにかく見てて聞いてて飽きない。 テレビの演奏ではここまで感動しないだろう。 オーナーが何か質問は?と言うので、アコーディオンを2つ使い分けているのはなぜなのかとたずねる。すると、明るくポップな曲は白いので、それ以外は黒いので演奏するとのことで、随分高そうだが値段はいくらなのかと聞くと、白いのが80万、黒いのが120万円と言っていた。アコーディオンは高く、もっと安くなればみんなが演奏しやすくなるのだがと言っていた。 オーナーのアコーディオン演奏会はとても素晴らしく、今回の旅のとてもいい思い出になった。 旅の思い出はなにもすばらしい景色や温泉だけではなく、このような意外なところにも旅の感動はあるのだということを思い知った。 ニセコ高原ユースホステルプーハウスに泊まる機会があったら、ぜったいにオーナーのアコーディオン演奏会を聞くことをおすすめします。


ニセコ高原ユースホステルプーハウス到着
←左写真 五色温泉からニセコ町へ降りると雨はやんでいた。ニセコ高原ユースホステルプーハウスに到着。 このように昔小学校だった校舎を改築した宿である。なかなか赴きがあってよろしい。
談話室
←左写真 プーハウスの談話室。マンガやら本やら置いてある。嶺くんはここからコナンを借りて読みまくっていた。
体育館
←左写真 プーハウスにある体育館。ピアノやらアコーディオンやら置いてある。何か懐かしい雰囲気がしてよい。談話室は壇上の裏にある。
プーハウスの部屋

←左写真 今日はここに宿泊する。
窓から見える景色
←左写真 部屋の窓から見える景色。校庭である。これもなにやら懐かしい思い出が甦るような気分になる。
プーハウスの夕食
←左写真 プーハウスでの夕食。うまくて全部残さずたいらげた。
みんなで夕食
←左写真 みんなで夕食。とてもおいしかった。
マスターのアコーディオン演奏
←左写真 夜に体育館でマスターのアコーディオン演奏会を聞く。これがハンパじゃなくすばらしく、とてもいい旅の思い出になった。旅のすてきな思い出は何も素晴らしい景色や温泉だけではない。とても心に残る演奏であった。

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