◆ 2005年8月8日(火)〜8月16日(火)
2005年夏の北海道 5泊6日ツーリング
『家族で北海道 夏 再び・・・、北海道リローデッド2005! 道南編』
● 6日目(8月14日(日曜)-1) ニセコ野営場の朝
<朝方目が覚めるとあたり一面霧> 朝方何時ごろだろうか?4時ごろか?ふと目が覚めてテントの網戸から外をみるとキャンプ場周辺一帯が霧に包まれている。マジかよ勘弁してくれよぉー、今日が天気悪かったらどうすっかなぁー、テント撤収してまた仲洞爺キャンプ場に戻ろうかなぁ、と思いながらまた眠りに着く。そしてまた6時過ぎ頃に目が覚めて外を見ると、キャンプ場は霧ではなかったが、山のほうは霧がかかっていてがっかり。でも朝食の準備をしたり、朝食を食べたりしてると段々ガスが取れてきて、時折山が見えるようになってきて、ホッと胸をなでおろす。今日が山登りができる最後の日なので、もう今日登るしかないのだ。 <体格のいい、たくましそうな女性ソロライダーに両方の山の感想をたずねる> 朝飯を食ってトイレに向かう途中、サイトを歩いていると、体格のいい、たくましそうな女性がバイクの振り分けバックやらトップバックやら出して後片付けをしている。昨日夕方6時半にニセコ野営場に帰ってきたときに一人で飯炊きをしているのに気がついたがライダーだとは思わなかった。思わず「ライダーですか?」と聞くと、「そうです」とのこと。自分もKLXで着ているライダーだと言うと、「ああ、習志野ナンバーのでしょ?あたしも千葉ナンバーのZZ-R250に乗ってるの」とのこと。ほう、なるほどソロライダーですか。 聞くとその女性は去年はイワオヌプリ、一昨年はニセコアンヌプリに登ったと言う。バイクに乗りながら山も登るので、荷物が多くなってしまうとのこと。 それぞれの山の感想をたずねると、「イワオヌプリは登山時間は短いけど、名物の階段登りはきついから子供がいるとどうかなぁ、あとイワオヌプリは登山時間はニセコアンヌプリより短くても、一気に高度をあげるのでニセコアンヌプリより疲れる。 ニセコアンヌプリはイワオヌプリより登山の時間は長くかかるけど徐々に高度が上がるので、イワオヌプリよりは楽」とのこと。「へぇーあの階段登りは大人でも疲れるんですか」とオイラが言うと、「いや、あたしが嫌なだけですよ、がははは!」と彼女は豪快に笑った。 そして、ニセコアンヌプリとイワオヌプリのどっちが景色がいいか聞いてみると、「晴れればどっちもいいですよ」とのこと。 そして、「今日はこれから室蘭の友人のところに行かなきゃいけないんですよ、なにしろ、絶対に来い、って言われてるんで。がははは!」とまたもや豪快に笑っていた。「今日登るんですか?」と女性に聞かれたので、はい」と答える。女性が笑って、「気をつけて」 と言ったのでオイラも「いい旅を」と言って別れてオイラはトイレに向かった。旅してる人はみんな輝いている。これもまたよき出会いだった。 そして両方の山を眺めながらオイラが悩んで出した結論は、『イワオヌプリ』に登ることだった。 8/14のルート地図(ここに戻る時はブラウザの戻るボタンでお戻り下さい) |
|
|
|
←左写真 昨日は登山をあきらめて神威岬&海水浴ツーリングにして、今日の天気がいいことを期待するが、朝起きたらなんとこのようにガスっててがっかり。 | |
←左写真 朝食の準備をする。このようにオートキャンパーが多い。昔は登山者かライダーしかいなかったのに・・・ まぁそういうオイラも今回家族連れですが。 ちなみに正面ちょい右寄りに見える電灯のところにテントを張ると、夜9時過ぎあたりからたくさんの小さな蛾が電灯の灯り目当てによってきて、テントは蛾だらけになるので気をつけよう。 | |
←左写真 みんなで朝ご飯。朝は涼しいのでコーンスープを温めて飲む。ガスが少し取れてきた。 | |
←左写真 ガスが取れてイワオヌプリが見える!このようにテントサイトから山が見えるのが◎。 このサイトは机があってよい。机を積めないバイク乗りにとってこの机はありがたい。このように机のあるサイトはニセコ野営場には2つある。 | |
←左写真 みんなで朝ご飯。ガスが取れてきた!一人でテントを張っていたたくましそうな女性ライダーに話を聞くと、イワオヌプリは登山行程時間は短いが急に高度を上げるのできつい。ニセコアンヌプリは登山行程時間は短いが、イワオヌプリよりは楽に登れるとのことだった。 | |
←左写真 ニセコアンヌプリも雲がかかっておらずはっきり見える。よーし、今日は山登りだー!さて、ニセコアンヌプリかイワオヌプリのどっちに登ろうかな。 ちなみにヌプリとは、アイヌ語で「山」のこと。 |
8/14のルート地図(ここに戻る時はブラウザの戻るボタンでお戻り下さい)
全行程ルート地図(ここに戻る時はブラウザの戻るボタンでお戻り下さい)
●サムネイル画像をクリックすると元画像が大きく表示されます。
●元画像から本文へ戻る場合はブラウザの戻るボタンでお戻りください。