◆ 2004年7月30日(金)〜8月8日(日)
   
家族4人で 夏の北海道 6泊7日ツーリング
   『北海道レボリューションズ Ver.2004 Summer』

1日目7月30日(金曜)-1プロローグ・フェリー乗船 茨城大洗→苫小牧港

プロローグ

<今回のタイトルは北海道レボリューションズ2004>

 MATRIX 好きのオイラはこれまでの親子ツーリングを以下のように位置づけてきた。
 初めての親子ツーリング=嶺くんと石垣島に行ったツーリングを「石垣島マトリックス」。2002年の石垣島のツーリングにて初めて親子ツーリングデビューし親子ツーリングの楽しさを知りまさにWelcome to real word!状態であった。
 次に2003年夏に、みかと崚くんも一緒に四国へ初の5泊6日のロングツーリングに行き、これが「四国リローデット」。
 そしてラストの革命の名を飾るにふさわしい日本最高のツーリングステージ、北の大地、ザ・北海道での初の親子4人ツーリングが「北海道レボリューションズ」なのだ。(=自己満足の世界。みなさん勝手にやってろと思っといて下さい)

 今回の北海道レボリューションズの主な目的地は二つ。オイラが今まで行ったキャンプ場の中で最高のキャンプ場の知床半島の羅臼温泉国設野営場と、道央の然別峡野営場の2つにみかと嶺くん崚くんを連れて行くことだ。そしてそれぞれのキャンプ場では2泊ずつしてその周辺で遊びまわる。 オイラは今までみかを置いて北海道などあちこちツーリングに遊びに行ってしまっていたが、行った先がいいところだと、いつか必ずみかを連れて来ようと心に誓っていたものだ。そういう意味では今回の北海道は、オイラが今まで行った中でいいと思ったところにみかと嶺くん崚くんを連れて行くという思いをかなえる時空をなぞる旅でもあるのだ。
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<北海道の日程は会社を辞めての有給休暇を利用する>

 私事で恐縮だが、オイラはこれまで約13年間勤めてた会社を辞めることにした。そして有給休暇をたくさん取り、8月の第一週を北海道ツーリングにあてることにした。
詳細の日程は、

行き=7月30日(金)大洗発23:59 → 7月31日(土)19:45苫小牧着 2等寝台 さんふらわあつくば 商船三井フェリー

帰り=8月7日(土)苫小牧発18:45 → 8月8日(日)13:30大洗着 2等 ばるな 東日本フェリー

である。北海道では7/31(土)も合わせれば7泊8日だ。今回はお盆の時期をはずしていることもあって、フェリーチケット争奪に四国の時ほど苦労することもなかった。この日程のフェリーチケットはお盆の時よりは倍率は低いがそれでもそう簡単に取れたわけではない。去年の夏にもうこんな思いはしたくない (=その詳細はこのページにあります)と思った ので、ちょっとした方法を使い、去年みたいな苦労をせず、なんとか取ることができたのだった。
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<なんとまた台風が来る>

 2004年の7月は千葉の市原でも40.5度を記録するというほんとに暑い夏だった。7月初めから毎日毎日晴れ、しかもバカ暑!猛暑!こんなに毎日晴れならオイラ達が北海道に行った時も雨の心配無しで毎日晴れだろうと思うくらいだった。ところがである。7月26日あたりからなんとまた台風がやってきたのだ!しかもちょうど北海道行きのフェリーが出発するかもしくは前日あたりに上陸しそうな予報だった。これはまずい。前日に上陸で7月30日は晴れだったとしても、前日苫小牧からフェリーが出れなければ自動的にオイラ達が乗る7月30日の便も消滅するのだ。 なんだよ毎日晴れてたのにまたかよ!と思い、去年と同じように保険として四国か紀伊半島、九州行きのフェリーでも押さえておこうかと思ったが台風の進路をニュースで見るとなんと、その台風は進路が東から西への進路であった!そんなのありかよ、今までそんな台風見たことねえ。東から西ということは、ちょうど四国や九州へ行くフェリーの航路を台風が通過するため、四国や九州行きのフェリーも使えないのだ。 まるで去年のオイラ達の行動パターンを見た悪魔が意地悪をして台風の進路を変えているようであった。 そういえばこの年はほんとに気象がおかしかった。 関東では40度を超す猛暑かと思えば新潟など日本海側では集中豪雨で雨が降り続けたりで地球が狂っていると思えるくらいだった。
 しかし結局台風はなんとか消滅し、オイラ達の日程のフェリーは無事運航となったのであった。
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<7月30日(金)北海道行き出発>

 7月30日はみかは仕事だったがオイラはすでに有給休暇だったので午前中から準備を始めてKLXとセローに荷物を積んだ。
 そして夕方、それまで降ったり止んだりしてた小雨もなんとか止んで、夕方6時20分ごろ自宅を出発。今回はオイラとみかはバイクで出発、嶺くんと崚くんはジジに車で大洗まで連れて行ってもらうことにした。高速道路は二人乗り禁止だからだ。2004年の年末もしくは2005年の春頃にバイクで高速道路二人乗りが解禁になるとのことだがそうなれば大洗まで一緒に乗せて行けるので早くそうなってほしいものだ。 常磐自動車道を通っているとき途中大雨に降られてカッパに着替えたりしながら、また嶺くん崚くんを乗せたジジの車と途中離れ離れになり、どこに行ったかわからなくなりながらもなんとか大洗フェリーターミナルに夜8時半ごろ到着した。
 大洗フェリーターミナルでオイラとみかは遅い夕飯を食べて、しばらく大洗フェリーターミナル内を見物して、夜10時ごろからいよいよ乗船開始。しかし夜便(大洗を深夜23:59又は苫小牧を23:45に出る便)は、バイクタンデム同乗者はバイクで一緒に搭乗できないとのことで、みかが先に歩きで嶺くん崚くんをフェリーの2等寝台の部屋に連れて行った後に、みかがバイクであとからフェリーに乗り込むという方法を取った。そしておいらはみかより先にバイクで乗船し、部屋で待っている嶺くん崚くんを先に風呂に連れて行き、寝かしつけるのだ。夜10時半前に乗船し、夜11時前には嶺くんは寝かしつけることができたが崚くんはなぜかこの日は夜の12時過ぎてもハイになってなかなか寝付かなかったのだった。そして次の日に続く・・・

出発前のバイク
←左写真 2004年7月30日(金)北海道出発の日。自宅にて北海道仕様にて荷物をフル積載したKLXちゃんとセロー。去年の四国ツーリングと同じで、KLXはキャンプ道具中心、セローは着替えの衣類中心です。 大洗発23:59発フェリーの乗船に向けて、自宅を夕方6時20分頃出発。(良い子のみなさんはこれをマネしてこんなに積まないで、メーカー推奨の積載量を守りましょう。こんなに積むと、特にオフ車の場合フレームが折れる恐れがあります)
大洗フェリーターミナルにて夕食
←左写真 途中何度か雨に降られながらも大洗フェリーターミナルに夜8時半ごろ到着して、レストランで夕食を食べる。
大洗フェリーターミナル
←左写真 茨城県大洗フェリーターミナルでこれから乗船するさんふらわあつくばの前で撮影。フェリーに描かれてるこの太陽をかたどったペイントが旅心をそそる!左オイラ、右奥徹くん。フェリーは大洗発 夜の11時:59分
大洗フェリーターミナル
←左写真 さんふらわあつくばをバックに全員で。右端はみか。さんふらわあつくばはタンデム同乗者は一緒にバイクに乗って乗船できないため、初めにみかが嶺くん崚くんを普通の乗船者通路から歩いて部屋に連れて行き、後からバイクで乗船した。
さんふらわあつくばの二等寝台で崚くん
←左写真 さんふらわあつくばに夜10時過ぎから乗船。まずは荷物を置いて風呂に入ってから就寝。部屋は二等寝台(さんふらわあつくばは一番安い等級が二等寝台)

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