◆ 2008年8月13日(水)〜8月14日(木)
   
家族4人で 三斗小屋温泉 煙草屋、朝日岳、茶臼岳 登山 1泊2日

1日目8月13日(水曜)行き先検討、峠ノ茶屋駐車場→朝日岳


<今年の夏休みの行き先検討>


 これまで2004年、2005年、2006年と、3年連続で家族4人でバイクで夏の北海道に出かけ、昨年の2007年は、盆休みの北海道行きのフェリーが取れなかったため、3泊4日の北アルプス燕岳登山、そして今年2008年はどこへ行くか。 今年はバイクで北海道の選択肢は初めから無かった。というのも、まず盆休みの茨城県大洗発⇔苫小牧のフェリーが以前にも増して取りにくくなっているからだ。一昨年の2006年はさんざ苦労して取ることができたが、昨年2007年はさんざ労力を費やしてついに取ることができなかった。この盆休みのフェリーを取る作業というのはけっこうめんどくさい。以前は毎日電話し空きが出たら少しずつ押さえて行くというやり方で、最近はキャンセル待ちができるようになったがこれも結構曲者だ。大人2人子供2人とバイク2台、これで一くくりで一つのキャンセル待ち番号だと永久にだめだ。4席とバイク2台という組み合わせで空かないと入れてくれないからだ。1席でも空いたらキャンセル待ちの順番が後ろの人が1席で待ってたら、そっちを先に入れてしまう仕組みのようだ。だから当然ばらで入れるのだがそれでも去年はだめだった。 また仮にフェリーが取れたとしても、苫小牧発着で、250ccオフ車で子供をタンデムして、北海道をたったの6日間では、道東や道北などのおいしいエリアは行きにくい。だから苫小牧起点で無理なく行けるあたりに行くのだがそれももうネタがつきてきた。 要はフェリーを取る労力と、得られる効果=楽しみを天秤にかけたら合わなくなってきてしまったのだ。 これがまた、フェリーが簡単に取れたり、大型バイクで道東や道北にもタンデムで楽々行ければまた話しが変わってくるが。 また自宅からバイクに乗って子供とタンデムで高速を使ってツーリングという選択肢も無い。自宅からツーリングスポットに行くまでの間はつまらない道で危険だからだ。 それに昨年、北アルプス登山をして、登山の楽しみを知ってしまった。 よって、今回割と早い時期から、夏の北海道行きは無しで登山に行こうと決めていた。


<北アルプスか、関東近郊の近場登山か>

夏休みは登山に行くことに決めたがどこに登るかは、昨年は北アルプスの入門編として知られる燕岳2763mに登ったが、今年は北アルプス縦走の入門編として知られる蝶ヶ岳−常念岳に挑戦してみようと思っていた。まず常念岳に登って常念小屋に1泊、そして2日目はあこがれの縦走=稜線上を蝶ヶ岳に向かって歩いて行き、蝶ヶ岳ヒュッテ宿泊し翌日下山、というコースだ。まぁ入門編とはいえ、燕岳がそうだったように、そこは北アルプスなので一筋縄では行かないであろう。でも昨年の燕岳の感動は忘れられない一生の思い出となった。またその感動を味わいたい。 そんな風に思って蝶ヶ岳−常念岳に行こうと決めていたが、当初8/16、17の土日は少年野球が盆休みで無かったが、急遽試合が入る事となった。今は少年野球もオイラにとってはずせない趣味である。嶺くんも5年生で少年野球もあと約2年弱である。 北アルプスは逃げはしないしいつでも行けるが少年野球は今しかないと思い、少年野球に出ることにして、登山は急遽近場の登山に切り替えた。近場登山でどこに行くかは、以前から行きたいと思って、ツーリングでも行き先の候補として検討したことのある三斗小屋温泉にすることとした。三斗小屋温泉なら1泊2日で帰ってこれて8/16、17の土日の少年野球に間に合う。よって今年の夏休みの行き先は、8/13(水)、14(木)で三斗小屋温泉1泊2日の登山になったのでした。(みかは仕事で8/11(月)、12(火)は出勤だったため8/13からの夏休みでした)


<三斗小屋温泉へ出発。まずは朝日岳登山>

8/13(火)、自宅を朝5時半に出発。高速は使わず全て下道で、午前10時ごろに峠の茶屋駐車場に到着。場所的には栃木県で那須岳ロープウェイ山麓駅の奥にあります。初めは天気が良かったら、那須岳ロープウェイで登って茶臼岳山頂に行って三斗小屋温泉に行こうと思っていましたが、霧がかかっていたため峠の茶屋駐車場から向かうことにしました。駐車場に着いたら晴れてました。あとでわかりましたが三斗小屋温泉宿泊で朝日岳と茶臼岳に登ろうと考えているなら先に峠の茶屋駐車場から朝日岳を目指したほうがいいです。 駐車場に着いたら登山の荷物を取り出して、登山靴に履き替えて、駐車場を10時半出発です。北アルプスじゃあるまいし2本ストックじゃなくてもいいだろうと思い、ストックは1本のみで出発。歩き始めは森林の中でしたがすぐに抜けて茶臼岳と朝日岳の谷間を歩きます。天気も良くて風も少なく絶好の登山日和でした。11時10分に峰の茶屋に到着。その後、朝日岳を目指す。入り口に「この先危険」の看板があるとおり、所々険しい岩場があったが12時10分に到着。峠の茶屋を出発したのは10時30分だったので約1時間40分かかった。山頂からは茶臼岳や熊笹の緑が鮮やかないい景色が見えて最高だった。山頂から降りてすぐのところでお弁当を食べる。山頂付近で雲が出てきて天気がくずれるかと思ったが天気のいいままでほっとする。



今回の山行の地図
←左写真 まずは今回の山行の地図です。 このページでは、峠ノ茶屋の駐車場から、→峰の茶屋跡 → 朝日岳の山頂、までの写真です。
峠ノ茶屋駐車場から朝日岳
←左写真 自宅を朝5時半に出発し、午前10時頃に峠ノ茶屋駐車場に到着。全部下道を使い約4時間半かかる。 峠ノ茶屋駐車場にて朝日岳をのぞむ。 晴天で朝日岳がよく見える。ここは那須岳ロープウェイ山麓駅の少し奥にある場所で栃木県です。
午前10時半 登山開始
←左写真 行程をポストに入れて午前10時半に峠ノ茶屋の登山口を出発。
峰の茶屋跡に向かう
←左写真 歩き始めて10分くらいで、上写真の樹林地帯からこのように景色が開けます。後に見えるのは茶臼岳。
朝日岳
←左写真 右に朝日岳を眺めながら歩きます。
まっすぐ歩いて峠の茶屋を目指す
←左写真 まっすぐ歩いて峠ノ茶屋を目指します。
朝日岳の展望が素晴らしい
←左写真 峠の茶屋までのパノラマ写真。右は朝日岳の展望が素晴らしいです。
峠の茶屋までの道の後方
←左写真 峠の茶屋までの道の後方。
峠の茶屋が遠くに見える
←左写真 峠の茶屋が遠くに見えてきました。。
迫力のある右側
←左写真 ゆるやかな登りで景色もいいです。
朝日岳をバックに
←左写真 朝日岳をバックに撮影。朝日岳はニセ穂高と言われているらしいです。
あともう少しで峠の茶屋跡
←左写真 あともう少しで峠の茶屋跡です。
峠の茶屋跡に到着
←左写真 峠の茶屋跡に11:10に到着しました。
峠の茶屋跡で休憩
←左写真 峠の茶屋跡の裏で休憩。天気もよく風も強くなく登山日和でした。この辺りは風が強い時はものすごい風が吹くそうです。向こうに見える山のでっぱったところが後で行く隠居倉1819mです。この隠居倉から下ったところに三斗小屋温泉があります。
峠の茶屋跡から見える茶臼岳
←左写真 峠の茶屋跡から茶臼岳を望む。
向こうは朝日岳
←左写真 峠の茶屋跡にて。向こうは朝日岳。
峠の茶屋跡からの景色
←左写真 峠の茶屋跡からの景色。写真中央奥のでっぱったところは隠居倉1819m。。
峠の茶屋跡を出発
←左写真 峠の茶屋跡を出発し、朝日岳へ歩く。
岩肌ゴロゴロで迫力があります
←左写真 峠の茶屋跡から朝日岳に向かう道の入り口に、ここから先は危険、の看板がありました。岩肌ゴロゴロで迫力があります
急な登り
←左写真 急な登りです。慎重に登ります。
朝日岳への途中
←左写真 朝日岳へ行く途中の道で撮影。向こうに見えるのは隠居倉。
小休止
←左写真 途中で小休止して、いい景色を眺める。
朝日岳へ歩く
←左写真 朝日岳へ向かって歩きます。
小休止
←左写真 途中飲み物を飲んで小休止。迫力ある岩肌。
鎖場にて嶺くん
←左写真 鎖場にて嶺くん。これまた迫力ある岩肌。陥落したら危険です。
ママが先頭で登山道を歩く
←左写真 ママが先頭で登山道を歩く。
←左写真 いかにも山岳風景の登山道。
朝日岳分岐
←左写真 朝日岳への分岐に到着。
朝日岳分岐からの景色
←左写真 朝日岳分岐からの景色。
朝日岳山頂を目指す
←左写真 朝日岳山頂を目指す。先端が頂上。
←左写真 朝日岳山頂から見た茶臼岳。
朝日岳山頂1896m
←左写真 やっと朝日岳山頂1896mに到着です。天気よく風も強くなく、景色よく最高でした。峠の茶屋駐車場を10:30に出発し、12:10に着きました。1時間40分かかりました。
山頂から熊見曽根方面
←左写真 朝日岳山頂から、熊見曽根方面を望む。熊笹の緑が鮮やかでまぶしく、とてもいい景色でした。
山頂からのパノラマ 熊見曽根方面
←左写真 朝日岳山頂からのパノラマです。左の稜線上の道は熊見曽根に向かう道です。これからこの道を歩きます。
山頂から降りたらお弁当
←左写真 山頂から朝日岳分岐に戻ったら昼ごはんを食べます。峠の茶屋駐車場に着くまでの途中で寄ったセブンイレブンでお弁当を買いました。後ろに見えるとがった山の先端が、さっき登ってきた朝日岳の山頂です。

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