北海道道央の美瑛は1994年8月に初めて北海道に上陸して2日目に来た。北海道といえば、中標津のような地平線が見えそうなどこまでも続く真っ直ぐな道が続くようなところと、美瑛、富良野のように、波のようにうねってる丘が連続して見える景色の2つが代表的な”いかにもホッカイドー”の景色と言えるかもしれない。おいら達もやはりその景色が見たくて初めての北海道で美瑛にやってきた。やはり実際この目でそれを見るといいものだ。バイク雑誌で見た通りの藁を丸っこく束ねたやつ（すいません、ほんとは何ていう名前なのかわかりません）を見たり、うねる丘を走ってると、憧れの北海道に来たんだという実感がわいてうれしかった。また美瑛に宿泊して近くの焼肉屋に入ったがこの店の雰囲気のいいことといったら・・・囲炉裏があって炭火焼きで実においしかったし言う事なしだった・・・店の写真を撮らなかったのが今となっては残念でならない(T_T)。美瑛の駅もライトアップされてていい雰囲気だった。（下に写真あり）
いい気分で美瑛をバイクで後にしたがその後は雨にたたられた。最近の夏の北海道は雨が多い。「ったくなんで雨なんか降るんだよー！おいらは晴れてる北海道を走るのを楽しみに今まで仕事も耐えて10日間の短い休みを利用して北海道に来てるのにふざけんなー！」と思いながらカッパを着て走った。北海道に来る前はバイク雑誌に写ってる北海道のきれいな写真に洗脳されて、おいらはあくまで晴れていて気持ちのいい北海道を走るんだ、というイメージで来たが現実はそうではないということを思い知らされた。しかしどしゃ降りのあとで味わう晴れ間というものは、よりいっそう晴れ間のありがたさを感じさせてくれるのだということもその後の晴天で初めて知ったのであった。