◆ 2006年8月12日(土)〜8月19日(土)
　　　家族4人で　夏の北海道 5泊6日ツーリング
　　 『THE 3rd.北海道2006』

● 6日目（8月17日(木曜）-2）　ニセコアンヌプリ山登り

＜目指すはニセコアンヌプリ1308m山頂へ＞ 　ニセコ野営場の駐車場にバイクを置いて、念のためバイクに取り付けてあるバックにはレインカバーをして、リュックにカッパをつめ込み、登山口で記帳をして出発。しばらく登っていると嶺くんはオイラと同じでけっこう汗がしたたっているが、崚くんのほうは全然汗をかいておらず涼しげな顔をしている。同じ兄弟なのに違う点である。その他に嶺くん崚くんで違う点は、嶺くん＝朝起きる時はすぐにぱっと起き上がる、なかなか起きれないオイラから見たら尊敬するぐらいにすぐ起きるのだ。それに引きかえ、崚くんは＝オイラと同じで朝はぐずっててなかなか起きない。　また嶺くんはそんなにおちゃらけないが、崚くんはひょうきんでお調子者なところがあるのも2人の違う点だ。あとは、嶺くん＝声が高めだが、崚くん＝声が低めである。そんなことを考えながら登っていく。山頂のほうは雲で覆われているが、景色は見渡せて登山気分が味わえる。そして昨日来たケルンに到着して写真を撮ったりして休憩する。ケルンからは洞爺湖がかすかに見えて、北海道特有の深い濃い緑が見えて景色も上場だった。しかしケルンから上部は厚い雲に覆われていて、どうやらショータイムはこれまでのようだ。ケルンから上は真っ白な世界をただひたすら歩くことになりそうだ。景色が見えずただ真っ白な世界の中を登山するのは単なる修行である。雨の中をバイクで走るのに似ている。バイクも晴れれば楽しいが、大雨の中を走るのは単なる修行でしかない。　ニセコアンヌプリはイワオヌプリと違って急激に標高を上げず、イワオヌプリよりはずっとゆるやかな登りがひたすら続く。途中岩場もあるが気をつけて登れば嶺くん崚くんでも問題なかった。そして山頂到着。山頂はやはりガスっていて風も強いので、まずは山頂にある避難壕でお弁当を食べてしばし休憩。　山頂で記念写真を撮り下山。真っ白な世界をただひたすら下るのみ。真っ白な中で同じような下りが何回も続くのには閉口した。それに昨夏イワオヌプリで骨折した左足首がやはり少し痛い。普段の生活ではなんとも無いのだが、登山では普段の生活ではありえない角度で左足首に負担がかかり、時々ぐきっ、イテテテテとなるのだ。だから全くなんともなかった時と違い、一歩一歩の左足の置き場に気を使い最後のほうは疲れてしまった。真っ白で景色も見えない中延々と下るので余計疲れる。うーむこんなことでは憧れの北アルプスはまだまだ遠いか。ようやく下山して荷物を整理していると、嶺くん崚くんは、駐車場のあたりを元気に走り回り、キャンプ場の土手のようなところを駆け登っている。登山して降りてきたばっかりだというのに本当に子供というのは元気なものだ。大人にはそんな気力は残っていない。この後は、近くの雪秩父温泉に向かう。
	←左写真 ニセコアンヌプリ地図。
	←左写真　ニセコ町のセブンイレブンからニセコアンヌプリへ向かう。
	←左写真 右折するとニセコ野営場に着く。
	←左写真　ニセコアンヌプリ登山口にて。ノートに記帳したらさあ出発だ。
	←左写真　いっしょうけんめい登る嶺くん崚くん。
	←左写真　嶺くんは、崚をいじめる〜と言いながらこのようにじゃれていた。向こう側は去年登ったイワオヌプリ。
	←左写真　見晴らしのいい場所。
	←左写真　登山気分を味わえる道だ。ここでも崚をいじめる〜と言いながらじゃれている嶺くん。
	←左写真　さっきバイクで走ってきた道が見える。いい気分だ。
	←左写真　向こうには洞爺湖がかすかに見える。嶺くん崚くんに、昨日まであそこに泊まってたんだよと言う。手前の緑が濃く眩しい。
	←左写真　昨日はここのケルンで引き返した。昨日はガスって真っ白だったが今日は景色が見えた。しかし登山気分を味わえたのはここまで。ショータイムはこれで終わり。ここから先は真っ白な世界を歩く修行になる。
	←左写真　ケルンから上を目指す。
	←左写真　霧の中の山道を歩く嶺くん崚くん。
	←左写真　ガスの中の岩場を歩く嶺くん崚くん。
	←左写真　真っ白な世界の岩場をひたすら登る。まさに修行である。晴れてれば景色もいいのだろうが。
	←左写真　ようやく山頂に到着。標準タイム1時間半のところを1時間45分くらいで到着。まずは昼飯を食べる。
	←左写真　外はガスってて風も強いので避難壕の中で昼食。
	←左写真　ニセコアンヌプリ1308ｍ山頂で記念写真。やったね。
	←左写真　山頂はこのように真っ白な世界。晴れた景色が見たかった。
	←左写真　いよいよ下山。岩場を下る。
	←左写真 もう少しでニセコ野営場に到着。向こうはイワオヌプリ。
	←左写真 ようやくニセコ野営場に到着。オイラは下山する時に、去年イワオヌプリで骨折した左足の置き場に気をつかい疲れた。嶺くん崚くんは下山直後からこのあたりを2人で走り回って子供は元気なものだと感心する。　この後は湯本温泉に向かう。

戻る　｜　次へ

INDEXへ

Tweet

●サムネイル画像をクリックすると元画像が大きく表示されます。
●元画像から本文へ戻る場合はブラウザの戻るボタンでお戻りください。